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一章 5話 死と異世界(1)

後少しでPVが5000、ユニークアクセスが1000を超えるぞ〜

と喜んでいるバカです。


ようやく異世界に行けた。

例のごとく駄文ですが楽しんでもらえると嬉しいです。


 草原ーーーー


「痛っ」


俺は全身の痛みで意識が覚醒した。


頭は割れるかのように痛み、吐き気がする。


周りの様子は、ぼやけていてよく見えない。


体の感覚は痛覚しか残っておらず、

文字どうり死んだ方がましと感じる痛みに襲われている。


痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛イイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ


(いったい何がどうなっているんだ・・・)


突然今までとは比べ物にならない痛みに襲われ、意識が飛んだ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





サァー、サァー、サァー、サァー


とても気持ちのいい風が俺を撫でている。


このまま眠ってしまいたいという衝動を振り切り、目を開いた。


辺りは一面緑で、空は澄み渡るような青。


(とてもきれいだ・・・・)


しかし思った。


昔はともかくとして、今の日本にこんなところがあるとは考えにくい。


ということはここはどこなのだろう。


そして体の痛みは?


とりあえず辺りを散策してみようと思って立ち上がった。


立ち上がったことによりさらに視界が広がった。


もう一度あたりを見てみると、かなり広い草原にいることがわかった。


そして遠くに大きな森が見える。


そして、思わず呟いてしまった。


「まるで異世界みたいだな・・・・・」


何となく呟いた言葉だったが、声に出すと本当にそうじゃないかと思ってしまった。


それが真実だと気づかないまま、

当初の目的を思い出し、遠くの方に見えた森へ行くことにした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「ヤバい、迷った・・・・・・・」


周りは背の高い木がたくさんあり、視界が悪い。


元の草原に戻ろうにも、道がよくわからない。


それになんでかわからないがとても疲れている。


一歩がいつもより小さい気がする。


そういえばいつもより周りのものが大きく見えるような・・・・


立ち止まってこっちに来てからなぜか一度も見てない自分の体を見てみる。


(これはどういうことだ?)





「体が、小さくなってる?」


もう一度見てみる。





「体が、小さくなってる」


なぜに?誰が?どうして?


体がコ◯ンよろしく子供になってる。


おそらく俺が小学三年生、九歳の頃の体だ。




「そんなバカなぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!」










〜〜ただ今ショックを受けています。少々お待ちください〜〜











「はぁ、何でこうなった」


なんとかショックから立ち直った俺は忘れていた持ち物確認をしてみる。


 持ち物


全く覚えのない黒い服の上下と黒いマントっぽいもの。


ズボンになぜか入っていた半透明の黒い石。


(ほとんど何もねぇ・・・・・・・・・・)


手がかりは黒い石だけなので、それを調べることにした。


大きさは俺の手をはみ出す程度で、なんか握りやすい。だが、それだけ。


しかしこんな石は見たことが無い。


さっきの草原といい、若返りといい信じられないものばかりだ。


この石もおそらく地球には存在しない。


(もしかしてここは本当に異世界なのか?)


その可能性も心に留めておくことにして、俺はまた進むことにした。




歩くこと1時間、周りは何も変わらず木々しか無い。


代わり映えのしない景色に飽きてきた。


(そういえば昼飯食べてなかったな〜)


そんなことを考えていると、急におなかが鳴りだした。


考えなきゃ良かった、そう思いながらも進んでいく。


昔、祖父に修行だと言われ絶食をしたことがあるので、

我慢できないほどじゃなかった


それでもつらいことに変わりは無いが。


「とりあえずは飯にありつかなきゃな」


そういって足を速めていった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



これはどういう状況だ?


遠くの方から何やら声が聞こえるからそっちの方に進んでみると、

何やら大きいオオカミっぽい数匹の獣と炎とかぶっ放してる少女が目に入った。


(異世界決定だよおい)


そう思いながら見てると、戦況が変化し始めた。


互角に戦ってるように見えるが、やや少女が数に押されているらしい。


顔をしかめながら後退りしている。


オオカミっぽいのはそれを好機だと思ったのか、飛び掛かろうとしている。


(どうするか)


今の俺が行ってもあまり戦力にならないはずだ。


となれば相手の不意をつくしか無い。


失敗したら奴らの腹の中だろう。


だが、今の俺に選択肢は少ない。


ここで助けられれば飯くらいはおごってもらえるかもしれない。


あの魔法みたいなのも教えてもらえるかもしれない。


そして何より、女の子を見捨てるなど男が廃る。


助ける、そう決めると辺りを見回した。


手頃な大きさの木の棒がある。


それを拾うと、ばれない限界まで近づき、オオカミが飛び掛かる瞬間を待つ。


チャンスは一回。外せば超かっこわるい。


それだけは勘弁だなと思いつつ、オオカミの動きを見る。


群れのリーダーみたいなのが相手の疲労を見てもういけるとおもったのか、

少女に向かって飛び掛かった。


(それを待っていたんだよっ)


俺はオオカミに向かって走り出し、木の棒で思いっきりぶっ叩いた。


「キャンッ」


オオカミは勢いよく地面に叩き付けられた。


他のオオカミも完全に注意が俺に向かっている。


俺は呆然としている少女に向かって、


「いまだ!」


と叫んだ。


はっとした少女は火の玉をたくさん作り、

オオカミに向かってマシンガンよろしく打ち出した。


ドドドドドドドドドドドドドドドドッ


完全に俺に気を取られていたオオカミたちは

火の玉を避けることができず、喰らいまくっていた。


オオカミが息絶えたことを確認すると、

俺と少女は緊張を解いた。


「ありがとうございます。助かりました」


「あぁ、どういたしまして」


そういって俺は少女を見た。


少女改め、そこには美少女が立っていた。


(異世界だからなのかっ、そうなのかっ?)


とか考えていると美少女が、


「私はルルといいます。あなたは?」


と聞いてきた。


「俺は零夜だ」


そう答えた瞬間、腹がグ〜となった。


ルルは苦笑しながら


「何か食べますか?レイヤ君」


「お願いします・・・・・」


「では、私の家まで行きましょうか」


俺は歩き出したルルを追いながら、考えていた。


(なぜに、レイヤ《君》?)


そして自分が今9歳くらいだと思い出し、

しかたないことだなと歩いていった。







ーーーーーーーーーー助けてよかった。そう思いながらーーーーーーーーーー





こんな駄文を読んでくれてありがとうございます。

感想とかもらえると嬉しいです。



文才が欲しい・・・・


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