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15話 俺とギルドと異世界観光(3)

遅れて本当にすいませんでした。


理由というか言い訳ですが、やってなかった冬休みの宿題をやってましたorz


しかも明日塾でテストorz


これからは以前のペースに戻ると思います。

 宿屋についてるはずだったーーーーーーーーー









宿屋ってこんなに遠かったっけ? いつまでたってもつかないんですけど。


道に迷っちゃったか。てへっ。




とまぁ現実逃避はさておき、今俺がどうしてるかというと逃げてます。


何から? 魔族です。はい。


俺は屋根の上を走って逃げてるのだが、相手には羽が生えてるから意味が無い。


聞こえてきた声から察するに今俺が背負ってるのは魔族で、詳しくは分からないがかなり重要な立場に居るらしい。


さっきの奴にさらわれて、それをずっと追ってここまで来たらしい。


で、なぜか俺が襲われている。明らかに勘違いです。本当にありがとうございました。


後ろから無音の氷の刃やら稲妻やらがとんでくる。


どっからどう見ても無詠唱だ。しかも時間を考慮(今夜中です)してなのか魔法から音がしない。その優しさを俺に向けろよ。


無音の火球が俺の真横を通る。


ちょ、少しくらい遠慮しろよ! なんかやばそうだぞ! 凄い魔力を感じる。


「死にさらせーーっ!」


物騒な叫びとともに魔力が解放される。




・・・・・・・・・・・凄く、大きいです。




うん。凄くおっきな電気の龍が口を開けてこっちにむかってきます。バ◯ウ・ザ◯ルガみたいな。もちろん音はしません。魔法って便利だな。


ホントに遠慮しようよ。これくらったら背負ってる奴も死ぬぞ? これはもうオーバーキルだよ。


どうしようどうしようドウシヨウDOUSIYOU


正直あまり闇とか無とか使いたくないんだよね。ロリコン貴族のときは別にいいかと思ったけど、闇とか無とか使える人ってほとんどいないから凄い目立つんだよ。


最凶の死神とかつけられちゃってるから今更な気がするけどさ。


ともかくバオ◯・ザケ◯ガを無と闇以外でなんとかしなければ。


何がいいかな。ん〜水にしよっか。それとも地にしよっか。


どっちも使おう。


まずは、


《地よ、我が意に従い変形せよ》


斜め前辺りの地面にかなり深く穴をあける。


そこに、


《水よ、我が意に従い円形に広がり電気を地に流せ》


水を◯オウ・◯ケルガの正面に盾のように広がらせ、根元の部分を穴に突っ込んで奥まで行き渡らせる。ついでに電気が通りやすいように水は調整してある。


これで準備よし。かかってこい。


準備が終わった数秒後、水に思いっきりブチ当たる。


水が蒸発する音が聞こえる。水の盾が破られる心配は無い。かなり厚く作ってあるから。


だいぶ地面に電気が流されたのか、込められた魔力が少なくなってきてるのか、徐々に小さくなっていく。


ザケ◯ガ、ザ◯ルと、どんどん規模が小さくなりついには消えた。


水蒸気で視界が悪い。それは相手も一緒のことなので今のうちに逃げるとするか。









ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー








ふぅ、ついた。おなじみの宿屋にやっとついたよ。


「ひとまず少女を降ろすとするか」


とりあえず俺は少女をベッドに寝かせた。


顔を見たが、まごうこと無き美少女だ。これも異世界クオリティー。


まさかここまで危険な厄介ごとだったとは思いもしなかったな。勘弁してほしい。


今回は自分のせいでもあるのが少しあれだけど。


神は俺を裏切った。元から信じてなかったから別にいい。


それにしても魔族って強いな。あんな強い魔法撃ってくるとはさすがに思ってなかった。


無詠唱・・・・・俺も練習しようかな。魔族も使ってきたし、メイドさんも使ってたし。


何より便利そうだ。



こういうことは明日考えるとして、そろそろ寝るか。


ベッドの方を見る。



あ。



・・・・・この部屋には座り心地のいい椅子があったな、うん。


さすがに一緒に寝るとかないし。


意外に椅子でも行けるかも。


そう思いながら俺は眠りに落ちてった。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー









「・・・・きなさい」


ん?


「・・きなさい」


何だ?


「いい加減起きなさいって言ってんのよ!」


「ごふっ」


???? 何が起きた?


俺は恐らく思いっきり殴られた腹をさすりつつ、目を開けた。


目の前には昨日俺が助けた少女が立っていた。


「やっと起きた」


しかもなぜか怒ってる。マジで意味分かんない。


俺はとりあえず言いたかったことを言う。


「もう少し寝ていいか?」


「ふざけないで!」


昨日寝るの遅かったからまだ眠いのに。


「あんたには聞きたいことがたくさんあるの。全部聞き終わるまでは絶対に寝させない!」


おーのー。ここまで性格がきついとは思ってなかった。ツンデレならまだいいが、これじゃツンしか無い。


まぁ、さっさと質問に答えて寝よう。眠すぎる。


「聞きたいことがあるならさっさとしてくれ。俺は眠いんだ」


「なっ! ま、まあいいわ。じゃあ聞かせてもらうからね」



質問1


「私をあの変態から助けたのはあんた?」


「一応そうだが」


質問2


「あの変態ってあの後どうなったの?」


「知らん。死んでるかもしれない」


質問3


「死んでるってもしかしてあんたが?」


「あぁ。石投げたら頭に当たったから」


質問4


「人を殺すことに抵抗は無いの?」


「今はもう無い」


質問5


「あんたって何族?」


「多分人族」


質問6


「あんたの名前は?」


「レイ」


質問7


「何歳?」


「多分10歳」


質問8


「これが最後の質問。あんたは私を助けてくれる?」


「・・・・・・・・・あぁ」



これで質問終了か。途中まで質問に答える度に顔が青くなっていって面白かったな。


最後の質問は、まぁ美少女だし。


怒りも冷めたみたいだし、オッケーかな?


「ありがと。もう寝ていいわよ」


「お前はどうすんだ?」


「・・・もう少しここに居てもいい?」


「はぁ。別にいい」


上目遣い反則だ。さて、寝るか。


俺は目を閉じた。











ーーーーーーきつい性格ってなんか厄介だなあとか思いながらーーーーーーー













魔法についての補足



今回は最近よく出てる無詠唱について説明する。

無詠唱とはその名の通り詠唱せずに詠唱魔法を使用する技術のことだ。

これを使えば相手に何を使うか、どのタイミングで発動するかなどを悟られずに魔法を使える。

ただし、これを習得するのは非常に難しい。

まず、大量の魔力があることが条件だ。なぜなら無詠唱で魔法を使う場合、普段の倍以上の魔力を使うからだ。

さらに使う魔法の細かい部分まで頭にはっきりと思い浮かべながらでなければいけない。

体から直接撃つ場合はともかく、何も無いところに発生させる場合はその空間に固有魔力をとどめなければいけない。これが大量に魔力が必要な原因でもある。

自然魔力を使えば難易度は少し下がるが、それなりの量が無いと発動できない。

なので、この技術を使える種族は天族、魔族、妖族に限られる。




今回はこれだけだが、魔法についてはまた補足する。以上。




突然ですが、暇で少しでも興味のある方はぜひ、自分のもう一つの作品の「脇役で不幸な俺の異世界譚」を読んでください。まだ全然文字数無いけど。

以上、宣伝でした。


あと、アンケートみたいなものをとってみたいと思います。


1. このままギルドの依頼をこなしながら国を巡る。


2. はっちゃけて学園編とかに行っちゃう。


3. 皓を出す。(覚えてる人居るか?)



皓を出すになると主人公がもとの世界と同じぐらいの歳になるまで飛ばします。

何も来なかった場合はその時の気分で作者が決めます。


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