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8話 あの日夢見た世界(2)

遅れました。凄い遅れました。すいませんorz

一回書き終わって投稿しようとしたらPCがブチ切れ、書いた分が全部飛びました。

また、主人公が凄く変わって見えるかもしれませんが仕様です。


後少しで2万PV・3千ユニーク突破します!

ありがとうございました。

今回も楽しんでいってください。

 街道ーーーーーーーー


「やっと森から出れた・・・・・・いつか絶対燃やしてやる」


今、負の感情のパラメータが絶好調でカンストしているレイヤ君です。


ほんとね、他に言うべきこともあるだろうけどね、もういやなんだよ。


あともう一つだけ言いたいことがあるんだけど、森広っ。


トラウマだよ。森コンだよ。森コンプレックスだよ。


燃えろよ燃えろ歌いながら放火したいよ。ファイヤーッ!てしたいよ。


もう散々だよ。これほどまでに森が嫌いになったことは無いよ。


街道に出たときに思わず、


「道が、道が整備されている!視界が広い!世界が明るい!」


と叫んだ。叫びたくもなるさ。



だって、


森を歩いているときに少し開けた場所があっていってみたら、

オオカミもどきさんの集会所でした。


凄い量だよ。もう◯◯がゴミのようだとか使いたくなるくらいに。


で、さすがに量が多いと結構強めの魔法を撃ったら、撃った方向からオオカミもどきの増援が大量に来た。


それのエンドレス。森に居るほぼ全てのオオカミもどきを狩ったんじゃないかってくらいに殺しまくった。


1匹残さず殺してからもう嫌になって身体強化かけて2、3時間ずっと走ってやっと街道に出れた。


走ってるときも周りは薄暗く、視界は悪いし、走りにくい。


まぁ時間が腐るほどたくさんあったから色々と吹っ切れることもできたし、悪いことばかりじゃなかったけどな。


それに、魔法とか黒い石の使い方とかもわかってきたし。代償として森が嫌いになったけど。


ついでに妙なテンションになっちゃったし・・・・・・・



「さて、道は2つ。右か左かどちらにしようか」


俺が親友の女難に巻き込まれてから培ってきた直感から言うと、


「右、かな」


俺の直感から言うと、左の方に行ったら街まで1ヶ月以上かかる。

その道中に何かトラブルに巻き込まれる。少なくとも5回以上は。


さらにいうと、そっちの方から懐かしい感じがする。

案外あいつもこっちに来てるのかもしれん。


勇者として呼ばれて、光とか使えて、ハーレムを形成しつつ魔王倒しに冒険。


本当にありそうな気がしてきた。


「やめよう。それよりさっさと進むか」


俺は考えるのをやめそう言うと右の方へ進んでいった。










ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー










「結局道中何かトラブルに巻き込まれるのが決定事項なのか!」


え〜っと、今俺は商人っぽい獣族のおっさんを襲っている盗賊っぽい奴らと戦っています。


ほんと嫌になります。神様には死んで詫びてほしいです。



なぜこうなったかと言うと「くたばれっ!「うるさい黙れそして死ね」ぐはっ」


ったく、人が話してる最中に何をする。まあ気を取り直して、


なぜこうなった「よくもウコンを!死ね〜!「お前が死ね」がはっ」


人の説明を遮るなっ!そしてなぜにウコン?ウ◯ンの力なの?栄養ドリンクなの?


よしっこんどこそ「貴様、チオビタをよく「死ね死ね死ね死ね死ね死ね」ごふっ」


ふざけてんのか?このカスどもは。


イライラが止まらない。最近ただえさえ牛乳不足のカルシウム不足だというのに。


あれか?この盗賊どもを殺してストレスを解消しろと?


了解。いくか。


「死に晒せーっ!」
















ただいま、またとないストレス解消の機会を逃すものかと殺りまくっていますので少々お待ちください。



















「ふぅ、すっきりした」


辺りは盗賊どもの死体が散乱している。あのときほどひどい状態じゃないが。


いやーそれにしてもホントすっきりしたよ。この黒い刀も血を吸えて喜んでるし。


そうそう、この黒い石の使い方が結構わかってきた。

なぜ、鎌と刀が出たのかはよくわからんが、出し方はわかる。


イメージする、それが出し方。例えば、頭の中で刀をイメージしながら握れば刀、といった感じ。

鎌も出せないことはないのだが、まだ使いこなせない。

不用意に使えば、目も当てられない状態になる。


また、血を吸って何をしてるのかと思ったら血にある魔力を吸収してるらしい。

最初のときと比べてかなり切れやすくなった。


なんかまだまだこの黒い石に関してはわからないことがたくさんあるな。

なんか矛盾してるし。



「おーい、坊主。聞こえねぇのかー」


さっきのおっちゃんの声がする。どうやらぼーっとしてたみたいだ。


「聞こえる。ちょっと考え事をしてただけだ」


「そうか。それにしてもすげえな!あの数の盗賊をいとも簡単に倒しやがった!」


「そんな大層なもんじゃないよ。街まであとどのくらいか分かるか?」


「あぁ、エルスだったら歩いて半日以上かかるぞ」


「なんとか日が暮れるまでにつくか」


少し急がなければいけないようだな。


「坊主、もしエルスまで行くんだったらのせてってやるぞ」


「まじか!ありがとう。助かる」


「気にすんな。助けてくれた恩があるからな」


俺らしくもない幸運だ。妙なことが起きなきゃいいが。


「じゃあ乗れよ、早速出発するからな。そういや名前を言い忘れてたな。俺の名はガルダだ。」


ガルダって言うのか。んーどうしたものか。名前は偽名を使おうか。


「俺の名はレイだ。よろしく頼む」


「そうか、レイって言うのか。まだ小せぇのに強いなぁ」


あ、体が小さくなってることすっかり忘れてた。まあいっか。


「そこまでじゃないよ。まだまだだよ、俺は」


「そう言うなって。十分強いぞ」


ガルダを助けてよかったな。こんないい人久しぶりだ。


俺はガルダと話しながらエルスまでの道のりを進んでった。








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー









「へぇ、ていうことは今は文無しなのか」


「非常に残念なことにな。職も無いしなんかいい金稼ぎの方法は無いものかな」


「あるぞ」


「そうだよな。普通そんなのってあるのかよ。」


「あるぞ。ギルドに登録して依頼を受けて稼ぐんだ。レイの腕なら楽勝だろう」


「まじかよ。ありがとう、ガルダ」


「よしてくれ。それより今日宿に泊まる分も持ってないんだろ」


「あぁ。だから野宿になると思う」


「金なら分けてやるよ。ほれっ、これで足りるだろ」


「俺はここら辺の金の位が分からないんだが」


「そうなのか。じゃあ教えてやるよ」


「何から何までホントありがとうな」


「気にすんな。これも助けてくれた礼だ」



金の単位


エル、ケル、ソルがあり、


1エルが10円くらいの価値。


1ケルが100エルと同じ価値。千円。


1ソルが100ケルと同じ価値。十万円。


普通の宿に泊まるには50エルくらい必要らしい。

また、飯はものによるが大体一食10エル。物価が安いことが分かる。


ちなみに、10ケルも貰ってしまった。ガルダ、なんていい奴。




そんなことをしている内に、エルスが見えてきた。


時間帯は夕方。


「ようやく見えてきたな。あれがエルスだ」


エルス。中立国エクトラインの西にある街。

妖族や獣族の国に近く、貿易が盛んで大きい都市とも言える。

市場では色々なものが売っており、しかも安い。

さらに飯はうまいので常ににぎわっているらしい。


「馬車に乗るのも結構疲れるな」


「慣れてないうちはきついかもな。それより1つ注意しときたいことがあるんだが」


「なんだ?」


「その黒い石についてだが、常にその刀って奴にしといた方がいいぞ」


「やっぱり珍しいからな。欲しい奴もたくさん居るだろう」


「そういうことだ」


「分かった。そうしておくよ。色々とありがとな」


「いいってことよ。じゃあな、また会えたらなんか買ってくれよ」


「もちろん。じゃあな」


いい人に会えたな。そうだ、刀だ。鞘が無いんだけどなぁ。出しとくか。


あれっ?鞘がついてるんだけど。見事なまでに真っ黒な鞘が。


まさかイメージするときに鞘のことを考えていたからなのか。


なんでもありだな。この世界は。


だけど面白い。この世界は本当に面白い。まさに昔俺が夢見た世界。


案外俺はこの世界に来る為に生まれたのかもな。


「それにしても眠いな。飯食わないでさっさと寝るか」


道中、腹が減ったと行ったら干し肉をくれたしそこまで減ってない。


俺は街へ入ると街の中もろくに見ず宿屋へ直行し部屋を取った。


早速柔らかいベッドへとダイブして、そのまま意識を落としていく。








ーーーーーーーーーーーー明日を楽しみにしながらーーーーーーーーーーー
















作者は壊れました。修復は不可能です。

すいません、もとから壊れてました。


感想評価アドバイスおまちしてます。


次話は明日までに投稿したいな〜

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