50 パーティー名決定の御前会議
「みんな?シフォンケーキできたから座って?座った人からどうぞ!」
お風呂からでたジュリアが紅茶を容れてくれてる。キョーコはテーブルにケーキを並べてくれた。もちろん隊長の分も。
「お!甘さ控え目で美味しい…うちのかみさんにも食べさせたいな」
「隊長さん。これお土産にどうぞ」
うんうん。確かにミリーにも食べさせたいな。キョーコはケーキが入った紙袋を渡していた。
「遊びに来てってミリーに伝えてよ?」
「そうだな。伝えておくよ。じゃあごちそうさま、美味しかったよ。あ、そうそう、勇者達が武器を取りにイモ村へ行くことになるな。それじゃ!」
隊長は帰っていった。勇者達がイモ村へ行くのか。鉄拳制裁案件だな。また、祭りの季節がくる。そうだ、お爺さんも遊びに来てもらおう。ここなら泊まれる。キョーコもいるしね。
おやつを食べ終わった。この後の予定は、パーティー名を決めることだ。悩むね。
「はい。それでは、まーちゃん達のパーティー名を決める会議を始めます。司会はヒルデお姉さんだよ?さ、決めて?」
候補が上がっていく。鷲の団、王の都歌劇団、石橋を叩き落とし隊、エルフ5、キョーコと愉快ななかまたち、アイアンバージンズ、まな板同盟、エルフの戦士達等々。パクり多いな。どれもいまいち。アイアンバージンズって、みんな穴だらけだよ。まな板同盟って…。私書いてないよ?ジュリア、なぜ目をそらす?
「パーティー名は難しいね?お母さんのパーティーはどうだったの?勇者様のパーティーは?」
「黒い薔薇ね。勇者様、今では白髪のおばあちゃんだけどその時は黒髪の美女だったのよ?ハイエルフの私がかすむほどのね?勇者様がいるし、キョーコちゃんに由来するので着けたら?」
「キョーコの出身地なんだっけ?ヴァルハラだっけ?」
メアリー?それって死後に行くところだよ?出身地はヴァルハラです。っていたいよ?罹ったかなと思ったらだよ?14才頃にかかる病気の人の出身地だよ?ギルドで笑われるよ?大人になってからうがあぁぁぁって叫びたくなっちゃうよ?
「たしか、ヴァルハラって戦死しないといけないとこよ?そこでも戦うし…。メアリーこれから逝く?私はサイレントヒルだけどなんか嫌だな?別に私に関係しなくて良いんじゃない?」
キョーコのメイスを構えながらの、これから逝く?にメアリーもきれいに流れるような土下座だ。どげ検1級は伊達じゃない。
「みんな乙女だから勇ましいのは好みじゃないのかも?うーん、私は一足先に乙女から女にね?」
乙女か。そうだね。全員女だよ。全員経験人数が同じ乙女だよ。これかは色々な経験をするんだろうな。エロいこと以外も。ジュリア抜け駆けはゆるさん。あの旅は面白かったな。また旅するのかな。行きたいなー。
「これから色々なところへ旅するんだからね?恥ずかしい名前は嫌だなぁ。ギルドで笑われるよ?アイアンバージンズとかは嫌だ」
私がボソッと吐き出した。メアリーがそんなぁ!?って顔した。当たり前だろ?誰も抜け駆けできなそうな名前だよ?鉄壁そうだもん。
「じゃあ旅する乙女達ね。まーちゃんのパーティーは旅する乙女達でどーよ?」
ヒルデさんがまとめてくれた。なかなか良いんじゃない?旅する乙女達って。
「多数決をとりたいと思います。皆さん、今あがった名前で良さそうなのに投票しよう。紙に書いてヒルデさんに提出ね?」
ヒルデさんから渡された紙に書いていく。みんなも書いてるね。書き終えた人からヒルデさんに渡す。
「それじゃあ開いていきますね?ハイエルフの娘たち、ハイエルフの娘たち・・・・ハイエルフの娘たち、満場一致でハイエルフの娘たちにきまりましt…あう、嘘っす。ジュリアちゃん?ミスリルの弓はしまおう」
ヒルデさんの不正があったが、2票 旅する乙女達、1票 アイアンバージンズ、無効票 美しいジュリアと下僕たち、となった。ジュリア…ばれるにきまってるじゃん。
「でもハイエルフの娘たちも悪くないよね。なにかこう異世界を感じる…」
キョーコが目をキラキラさせながら言った。
「普段は旅する乙女たちにしておいて、正式なのを旅する乙女~ハイエルフの娘たち~みたいにすれば?たしかできたよ?」
ジュ、ジュリアが仕事してる!?
「アイアンバージンずふぎょ!?」
よしメアリー黙ろうか。喉元につきを入れて黙らす。それはやだよ?
「じゃあ決選投票するよ?旅する乙女たちだけにしたい人、手を挙げて?なしね、普段は旅する乙女たちで正式なのを旅する乙女~ハイエルフの娘たち~がいい人は?全員ね。決まりよ!!お母さんうれしい!」
うれしいって言ってたヒルデさんは竹箒もって表へ行ってしまった。そうね管理人の仕事に戻るのね。
今日もゆうやけがきれいだ。夕飯なんだろう。明日はパーティー名を報告しにギルドへ行こう。なんだかキョーコが依頼を受けたいとか言ってたな。私達駆け出しだけど、まだなにもしていないから。




