表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

第二話

 そして、ドアが出現した二か月後、ついに国は宮廷調査団という名の国直属の探検隊をベルンに派遣した。彼らは休む暇もなくドアの向こうへと旅立っていった。

 ここまで国が急いだのにも理由がある。

 これまた噂話になるが、国はドアの話が耳に入ってすぐにドアに近づいてはいけない、とのお触れを出した。

 

 しかし、少しばかり遅かったようである。

 お触れを出す前に興味本位からドアに入って行った者が数名出てしまった。


いや~っこの堅苦しい喋り方は好かないね。ちょっと休憩。

まあもうわかると思うけど、ドアを越えて行った人たちはみんな行方不明となったままなんだ。

そりゃ、国だって焦るわけだよ。

でもね、話はこれだけじゃあもちろん終わらない、続きがあるのさ。


 それから三週間が経った。

 さすがに誰もがおかしいと思ったはずだ。

 なぜなら、彼らは二週間ほどで帰ると公言していたからだ、さすがに一週間の遅刻は少し遅れたでは済ましがたい。

 調査団のメンバーの家族などが後を追おうとしたが、無論それは固く禁じられていた。


 国は国中のお偉い科学者や何やら色んな専門家を集めて検証に検証を重ねたが、ついには何もわからなかった。

 ドアは壊せない、取り外せない、削ることすらままならない。燃やしてしまおうとする者もいたようだが、無論そんなことが通用するようなものではないことは誰もが理解していた。

 こうなってはいくら国お抱えの自慢の調査団員たちも、素直にはい行きます、と言うことはなかなか難しい状況になる。

 国は仕方がなく急遽民間の調査団に破格の報酬とともに依頼することとなった。

 ほんの少しでもこの状況を打破したかったのだ。


 国はドアのくぐった先の未開の土地を『新界』と呼び、調査団の名を『民間新界調査団』とした。


 そしてこの頃、家でずっとゴロゴロダラダラしていたこの少女も冬眠から覚め、ようやく足を家の外へと向け、いつもの騒々しさを取り戻そうというところだ。

 この物語もようやく口火を切らすかというところまできていた。


そんな時だった・・・・・




--------------------------------------


またまた最後まで文字だらけになってしまいすいません。次話こそはきっとセリフ出すと思うのでどうかご辛抱をお願いします。

あとようやくヒロイン登場しそうです。度々本当にすいません。こういう書き方なもんでご勘弁を!

飽きずに次話も読んでいただけることを期待しております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ