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プロローグ
昔々とある町で起きたなんてことない日常・・・の、はずだった。
二人の16、7歳くらいの悲劇の少女と少年はこの先に起きることなど分かるはずもなかった。
いや二人の様子を陰から見守っていたもう二人の少女、それどころかこの町、この国、この世界に住んでいた誰にも分かりえることはなかっただろう。
「私、昔からあんたのこと好き!」
「ん?俺も昔からお前のこと好きだよ?」
「ほ、本当に⁉」
「おいおい当たり前だろ~、いまさら何言ってんだよ。お前とは小さいころからの仲だし、嫌いになるわけないじゃん。俺の一番大切な友達だと思ってるよ。」
その返答を聞いたものはいない・・・・・
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プロローグ短すぎてすいません。でも、せっかくなので次話も見てくれると恐縮です。初めのうちは文字多め、会話少なめで飽きてしまうかもしれませんがどうかご勘弁を・・・。