バキとルルガン兄弟の関係
「そもそもバキと初めてあったのは俺が8歳の頃だ。」
「そーとー昔のことですね。」
「ある日俺らが通っていた学校にバキ(7歳)がアルバル島から急に転校して来たんだ。そしてバキはローの居るクラスに入って来た。いつもはローがダントツ成績一番だったんだが、バキが入って来てなんとローはバキに追い越されたんだ。それからローとバキはライバル同士となってそこから仲良くなり親友となった。たまに家に遊びに来るから俺とも仲良くなったんだ。そして一年後、俺が9歳の時バキはお母さん(バキの)と一緒に俺ん家に来て赤ちゃん抱えて弟が出来たことを知らせてくれた。
そこがネーラとの出会いだ。」
「全然覚えてないや」
ネーラは空を見て笑いながら言った。
「可愛かったぞー。マルマルちゃんで小ちゃなツノも頭に生えてて。まぁ9歳の頃の記憶だからぼんやりとしかないけどな。」
「悪魔族の赤ちゃん…。超可愛いだろうな〜。」
アカヅキは手をほおにひっつけ言った。
ローはビクッとなった。
「そして色々あらながらも月日が経ちバキの母はバキが高校に入るとバキとネーラを置いて行きアルバル島に帰っていった。」
「え!じゃあお金は?生活費は?しかも置いて帰るって」
「マネーの問題は大丈夫。親からちゃんと毎月ガッポリもらってたらひぃ…王子でも驚くほどの…なぁネーラどうだった?」
「えー?そんなにお金使ってなかったよ。8歳の記憶だけど貯金してたよ。」
「意外すぎる…。」
皆んな思った。
「そんで3年後のローは19歳。俺は20歳。ローとバキは大学に入った。バキは魔法・超能力科に入りローは俺が入ってた剣術・格闘技科に入るつもりだったんだけど何故かバキと同じ科に入ったんだよな。そんなに魔法使いたかったのか。ロー。」
「魔法使った方が有利なんだよ。しかもあの科の方が偏差値高いし。いい勉強になったし。2つだけだけど魔法使えるようになったし。新しい技も出来たし、決して…時間の無駄ではなかった…!」
ローは必死に言った。
「ハイハイ。まぁそんで魔法科でアカヅキにあったんだよな。」
「ヘ〜。やっぱ入って損なんかなかったじゃないすか!」
ラービィはローを見て眉をあげた。
「そんで3年後俺は大学を無事卒業!ローたちも4年後に卒業しバキは教師免許獲得。」
「ハハァ!?魔法科入りながら免許獲得って、スッすごい…。」
ラービィは半信半疑になった。
「まぁバキはアルバイトで家庭教師やってたから」
ローは付け加えた。
「ハァ〜w」
「その時ネーラは…ん?あれ?何歳だ…?」
ギギは問いかけた。
「えーと、ネーラ今年で何歳?」
ラービィはネーラに聞いた。
「僕は今年で16歳だよ。兄さんが大学卒業した時僕は中学2年生だった。でも中学生から僕は悪魔法強化のために寮してて兄さんとは別居してたんだ。」
ガットは指を鳴らした。
「もしかしたらバキはネーラのために貯金してたんだな!?なんて優しい弟想いの奴なんだ」
「そんな奴がこの世界を…?」
バキはガットを見た。
「ああ。そうだろ??全くもって信じられない。まぁその話は置いといて大学卒業後バキは夢だった大学の教師一年間したんだ。そして去年の夏に急に教師を辞めバキは行方不明になり今現在にいたる…と。俺のお話は通じたかな?」
「へぇ〜。そんなことが…。だいたいはわかりました。」
ラービィは2回頷いた。
「バキとの関わりって深いんすね。」
僕も案外わかった。
「そーりゃ良かった。それより水飲みてぇ。」
「水いる?天然水だから綺麗で美味しいよ!」
ネーラは手をガットにかざした。
「マジで。ありがと。でもどうやって….?」
「口開けて」
ガットは口を開けた。
ネーラは人差し指を立ててガットの方に向け直径約10センチくらいの水の塊を打った。
水の塊はガットの方に素早く向かってガットの顔面に直撃して顔全面か濡れた。
「…!!!」
「面白い!兄さん!」
ガットは口に含んだ水を飲み込み言った。
「ある…程度飲めたけど…もう…もうちょっと水の塊を小さくして少しスピードを落としてくれ…」
「ゴっめーん!まだまだだな。」
ネーラは腕をグッと構えて言った。
「ああ。ガンバレー。」
ガットは自分のハンカチで水を拭きとった。
「ネーラ、その魔法ってお茶出せる??」
ローはネーラに質問した。
「ゴメン。それは無理です。」
受験生なんでなかなか書けません。
youtubeの方もあんまり作る時間がなくなってきました。
ちくしょう。….!