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ぎゅーされた訳ではないけど挟まれたケイドロ
あはははは、今回は短めです。
どうかお許し下さい。
私の足首を掴む、その、手の正体とは...。
さっき不意打ちしたはずの、サングラス兄さんでした。
てへっ★
「みぎゃああああぁ!!!! 無理いいいぃぃ!!!!!!」
私は叫んだ。
力の限り。
やはり不意打ちとは言え、ただの木の棒では相手をノックアウトすることは出来ない。
だから、あの最凶に破壊力抜群な、無敵なる金属バットが私には必要だったのに...!!
悔やんでも仕方ない。
だが、やはり人を人とも思わない冷酷な金属バットは、武器としてはこの上なく最高だった。
あの金属バットなら、殴った相手を数時間は昏睡状態に出来るのに...。
ちなみに、今まで殴って来た男達が起き上がって来ないのには、そんな理由があったからなのです。
と、そんな回想をしている間中も抵抗を見せるが、逃げる手はない。
何なんだ、このしぶとさは。
ざっざっざっ。
後ろから、足音が近づいて来る。
さっきの叫び声を聞いて、仲間がやって来たのか。
マズい…挟まれた。
どうする江角?
どうなる江角!?
あはははは、恐怖で頭がおかしくなりました。
...誰か助けて下さい。