表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/23

絶対的な武器を奪われるケイドロ

ぜはー。


江角はひとしきり走ると、息をついた。




「もう、嫌になっちゃうなぁ...」




と、その時。




「おい、作者」


呼び声に振り返れば、そこにいたのは...あの男、「金属バットを持つ男」だった。


...何で皆、不意打ちが好きなんですか。




「そのバットを返して貰おうか」


台詞だけは悪人っぽいな。


「十四話の撮影で使うんだよ。心配するな、応援が来る」


へ...応援?


きょとん、としている一瞬の内に、男は私の手からバットを奪ってしまった。




はっと気付いた私は弁明する。

「...ちょっと、私の武器が!!」


「元々は俺の武器だ」


むぅ...確かに、その通りだ。

でも。


「欲しがってる作者から、無理矢理奪うのがお前なのかー!!」

私は男のバットにしがみついて言った。


「あぁ」

男は短く答える。


...何とまぁ、冷たきこと。




そして男は、私の願いも虚しく立ち去ってしまった。




...いや、丸腰でこれからどうしろと!?


さぁ、この後どうしましょ?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ