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初めての銃撃戦となるケイドロ
何故か、短めですみません。
力尽きました(笑)
前方に広がるのは、敵。
そう、黒いサングラスをかけたスーツ姿のお兄さん達だけだ。
「来るぞ...今だ!!」
斎藤さん(仮)の声を聞いた私は、引き金を引いた。
...なんて、初心者に出来ると思いますか?
しかも私は、耳栓をしているのですよ。
斎藤さん(仮)の声が聞こえると思いますか?
それが出来ちゃうんですよね。
だって、此処は夢の中。
ある意味、都合の良い世界。
だったら、早くこのケイドロを終わりにして欲しいのだが...。
そんなことを考えながら、私はただただ引き金を引いた。
引き続けた。
空薬莢が舞う。
ばらばらばら、と金属音が鳴り響いた。
私は、ただただ引き金を引き続け。
サングラスのお兄さん達の人数は、みるみるうちに減っていった。
ねぇ、敵が全部いなくなったら。
私は本当に、現実世界へと帰れるよね......?
さぁ、果たして江角さんは現実世界へと帰ることが出来るのか!?
なんてね★