表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

書く時間も気力もない・・・



二杯目を飲み終える頃、西野がやってきた。

「こんばんはー」

6時前だったので恐縮しながらドアを開けていた。

「おう。西野くん、飲み物は翔平に入れてもらえ」

「すいません、開店前に・・・」

「いいさ、お前らは特別だ。よく世話になってるからな」

実際、西野もココでアルバイトのように使われることがある。ちゃんと役立っている所が翔平とは違うところである。

「よう、ちゃんと終われたんだな」

翔平が労うように言った。

「ああ、半分逃げて来たようなもんだけどな」

笑いながら西野が言った。

「生か?」

「ああ、それでいい」

翔平がサーバーからジョッキに注ぐ。

「あれ?美夏ちゃんは?」

「図書館寄ってから来るってさ」

ビールジョッキを西野に渡しながら言った。

西野は受け取ると、

「そうか。じゃ先に飲ませてもらうかな。お疲れ」

翔平とジョッキを合わせて、一気に半分以上飲み干す。

「ふぅうー、うめえ」

気付くと翔平は邦広の隣でツマミのタコ刺身と軟骨カラアゲを作っていた。

西野は笑いながらそれを見て感心するように言った。

「ほんと、お前は器用なヤツだよなぁ」

「ん?そうか?」

翔平はあまり気にせず、出来上がったツマミをカウンターに並べて座り直し、ジョッキを手にとった。

「美夏ちゃんが来てから言おうと思ってたんだが、少し話があってね」

真面目な顔で西野が話し始めた。

「何かあったのか?美夏にも関係あるのか?」

西野の様子からはどんな話なのか、想像がつかない。美夏も同席することが余計に分からない。

「いや、美夏ちゃんには直接関係はないんだが、いや、んー、関係ない事もないか・・・」

西野が首をかしげて考えている。

「会社の事なんだ」

西野は真っ直ぐ翔平を見て言った。

「会社?」

「実は、オレ異動になるんだ」

「え!?」

「開発部に行くことに決まったんだ」

「おお、行きたいって言ってたじゃないか!やったな、おい!」

「ああ、希望が通ったんだ」

「そうか、よかった、おめでとう」

「ありがとう。それはよかったんだが、で、今の部署に空きが出るだろ、だから、お前やらないか?」

「え??」

「いや、近藤課長も言ってるんだよ、お前がその気なら、社員に採用しようかって」

「ちょ、ちょっと待てよ、、、いきなりそんな事言われても、、、」

翔平は急な展開に面喰らって、あたふたしている。

「だから、美夏ちゃんにも聞いてもらっておこうと思ってな」

「あ、ああ、そういうことか」

なぜココに美夏も呼んだのか、その理由は納得できた、が、まだ社員登用のことは整理出来ていない。

「まぁ、今決める事じゃないから、ゆっくり考えればいい。多分、来週あたり、近藤課長から話があるだろうから、前もってオレが話してるだけだ」



かなり進行が遅れそうですorz

疲れが・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ