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13.仕事は自分の持つ自己概念の具体化?


田中「フヒヒヒ」


安井「働き過ぎておかしくなったのかい」


田中「この前は佐藤さんと2人で仲良く残業しました。これは近づいてますね。2人のゴールが」


安井「ウンソウダネ。夢が叶いそうで良かったよ」


田中「この会社に就職して良かったです」


安井「ウンソウダネ。希望が叶ってるからね。仕事は自分の持つ自己概念の具現化を目指すべきという言葉があるからね」


田中「誰が言ったんですか?」


安井「スーパーだ」


田中「どこのスーパーですか?300円ぐらいで売ってるんですか?」


安井「そのスーパーじゃなくて学者の名前さ」


田中「学者さんなんですか、僕はてっきり商品のアピールの文言かと思いました」

 

安井「その発想もすごいね。でもスーパーの考えはキャリア理論でもとても重要なんだ」


田中「重要なんですか教えてください」


安井「先ずは先程の自己概念を説明すると、個人が自分自身をどのように感じているか、自分の価値、興味がどういうものかという考えで他に主観的自己、客観的自己がある。そして自己概念のうちに職業に関する事で、ある職業に就くことは【自分の持つ自己概念を具体化しとうとする】事であり、そおいう自己概念を育てる職業が職業的概念だとといたんだ」


田中「自分が思う自分と他人の思う自分が違うってやつと、有名になる職業に就くみたいな事ですか?」


安井「少し違うね。仕事で働けばキャリアは成長していくそれは自己概念を育てることになる。そおいう職業に就ける様援助していくのが重要と言ってるね」


田中「自己概念を成長させる職業なんてわかるんですかね」


安井「仕事が人を成長させるというのに近いかな。、それらの参考になるのが

スーパーはキャリアを長さと幅と二つの観点で考えて長さをライフステージと幅をライフロールと考えてた。キャリア発達も段階に分けて詳しく分類してるね」


田中「ライフステージとキャリア発達ですか、この前キャリア発達は聞いたので何となく理解できますが先ずはライフステージを教えてください」


安井「長さだね。ライフステージは彼は

五段階に分けたんだ。1.成長期、14歳まで2.探索期、 24歳.3.確立期、44歳4.維持期、64歳5.衰退期65歳以降と分けてるんだ」


田中「ライフステージは年齢なんですね。この前のユングさんが40で衰退って解いてたのでスーパーさんは優しいですね」


安井「ユングさんの場合は40以降は今までどおりではいけませんよ。みたいな教えに近いからね。スーパーさんはステージとロールつまり、年齢と役割と別々のの考えをしているんだ」


田中「役割ですか役者ぽっいです。教えてください」


安井「演じる役割は9つあるんだ。

1.子供、親に注ぐ時間と労力

2.学ぶ者、学ぶことに注ぐ時間と労力

3.余暇人、余暇活動に費やす時間と労力

4.市民、地域活動、奉仕などに費やす労力

5.働く者、初めてのバイトから働く時間、労力

6.配偶者、夫や妻として過ごす労力

7.家庭保持者、住む場所の保持に費やす時間、労力

8.親、子供を育てて子供との時間を過ごす時間と労力

9.年金受給者

これら9つの役割を人は幾つも人によっては同時に演じていくんだ」


田中「3.6.7.8.の役割したいです。2.5しかしてません!不公平です」


安井「そうだね。人によっては素晴らしい時間だけを過ごす役割の人もいるだろう。スーパーはそれらを可視化する為にライフキャリアレインボーというのを考え出したんだ」


田中「レインボー虹ですか」


安井「そう虹だ半月のアーチ状の外縁に成長、成立、いじ、衰退の年齢で区切ったステージを表記してその円が内側になるにつれてロールを1〜9に配置していくんだ。後はそれにあたる役割の年齢ごとの比率を見れば現在の自分との対比が分かる図表になってるから便利なんだ」


田中「これで僕も必要な役割がわかります」

 

安井「スーパーはそれだけじゃなく、個人特性と社会特性をアーチとして自己概念の明確化をしたキャリア決定アーチもあるんだ」


田中「スーパーさん考えすぎです」


安井「スーパーは分かりやすい図表やキャリア発達を説いてはいるが一番必要なのは自己概念の成長だと考えてる。次の3つが大事なんだと言ってるんだ


1.個人は可能性が多様にある。職業は自由に選ぶことができる

2.職業発達は個人の発達の一面であり発達の一般原則に従う

3.キャリア発達課程は自己概念を職業を通じて実現していくことを目指した斬新的、継続的、非可逆的なプロセスである

とね」


田中「頭が痛くなります」


安井「要は人は仕事を選べる。仕事が人を成長させるがそれは一つの側面でしかないよ。学ぶ事で順次成長していくんけだ、チートはないんだよ。焦らす進みなさいということだと俺は取っている」


田中「そうですね。役割を見ると人は羨ましく思うけど僕には僕の役割と成長があると言うことですね」


安井「そうだよ。俺も6.7.8が羨ましいけど焦ってはダメなんだよ」


田中「青春のバカやろう!」

太陽に向かって吼える


謎の声 アオハルの匂いがするわ!


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