10.3つの転機
田中「うう宝くじ外れました」
安井「俺は一万当たった」
田中「羨ましいです。僕宝くじ一万なんて当たったことないです」
安井「まあ俺は予期していかな(会社の素晴らしさを伝えたからね」
田中「そんなこと予期できないですよ」
安井「予期できないと言えば、田中君、シュロスバーグは人生における3つの転機を挙げてるけど知ってるかい?」
田中「シュロス?映画館で食べるツイストのお菓子ですか?」
安井「あれはチェロスだね。シュロスバーグだよ。人によっては宝くじが当たる事は人生の転機だと思うけど彼は3つの転機とは
1、予期していた事が起こる
2.予期してない事が起こる
3.予期していた事が起こらない
この3つを挙げてるんだ」
田中「なんか分かる気がしますけど具体的にどんなことを言ってるんですか?」
安井「例えば予期していた事のイベントととして
結婚、子供の誕生、引越しなどだ」
田中「なるほど、付き合ってる人がいたら、いずれは結婚、結婚したら子供を授かり住んでる場所が狭くなったら引越しをするということは皆んなイメージしますね」
安井「そうだみんなイメージするから予期していたイベントだ」
田中「次の予期してないイベントはどんなのなんですか?」
安井「予期してないイベントは失業、病気、事故、誰かの死など悪いことが多いかな」
田中「失業は怖いです。病気や事故って予想できないですし、急な訃報とか耳にしたりします。じゃあ最後の予期していた事が起こらないってなんですか?」
安井「予期していた事が起こらないとは
就職が出来ない。卒業が出来ない。結婚が出来ないとかこれもどちらかと言うと当然だと思っていた事が起こらないから悪い事が多いイメージかな」
田中「結婚が出来ない!うう胸に刺さります。僕の30のイメージでは結婚していたのに‥‥。」
安井「俺も結婚してないから」
田中「可愛い彼女がいるじゃないですか」
安井「まあ話しを進めると、これら3つのイベントが
人間関係、人生での役割、日常生活、自己概念などに何らかの変化を促せば転機の到来になるとシュロスバーグは言ってるんだ」
田中「結婚や人の死は分かりますが結婚が出来ないも転機なんですね」
安井「これは例の一例だけど田中君が30には結婚してる予定が出来なかったら慌てて婚活を本気でやり始めるとしたら、それは本気で取り組んでるから人生における転機と言えるだろう」
田中「転機の意味が分かりました。でもそんな転機が来たらどおしたら良いんですか?」
安井「シュロスバーグは四つのリソース点検の重要性に触れているんだ。
1.状況、この状況をどの様に受け止めているか
2.自己、人生を自らコントロールできると考えているかどうか
3.支援、どの様に支援がどの程度得られるか
支援してくれる人、資金、公的サービスなど
4.戦略、状況、自己、支援を踏まえ、どの様な戦略を立てるか行動、思考を考える」
田中「チュロスバーグさんの言う、これらを見直せば勝てるんですね」
安井「勝てると言うのはわからないけど、重要なんだという事を提案しているんだ」
田中「僕で言うと結婚できなかったは四つの備えで言えば
1.自信が少し無くなりました。影響は分からないですが女性に頑張ってアプローチします。
2.僕なら、なんとかできると思います
3.安井さんが彼女の友達を紹介してくれます
4.紹介を前提にカッコイイ服装と髪型と流行の食べるところとデートスポットを調べておきます」
安井「俺に頼ってるのは問題だけど、イメージ的にはそれで良いのかな。じゃあ今から流行りのラーメン屋に行くかい?」
田中「安井さ〜ん。ついていきます」