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メイドの土産 〜ボンボン探偵✕毒舌メイドの事件簿〜  作者: 路明(ロア)
【7】タラスの風は、葉のうえにある水のように予測不能かもしれない

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大海原家執務室 7


「──もしもし、やそっち? スマホに送信したの届いた?」


 大海原家執務室。

 告は、八十島に通話をかけた。

「ほんとは刑事課にかけてバディのかたにごあいさつしたかったけど、忙しいかと思って」

 八十島がしばらく沈黙する。


「──忙しい」


 だいぶ間をおいてから、あきれたような低音の声でそう返した。

「バディの人はもっと忙しいんだから、いい加減にしろや」

 そうつづける。


「ぼくもまあ、いまのところは社長業と探偵業の両方回転させなきゃならないから忙しいんだけどね」

「なら送信届いたかなんていちいち通話すんな。ファックス届いたかって電話で確認する爺さんかよ」

 

「そういう人いるんだ」

 告は目を丸くした。

「ひと昔まえまではいたって聞いた」

 八十島が答える。





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