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詩❲心理描写-明❳

朝が来る

作者: 日浦海里

夜が明ける

朝が来る


連続した時の流れの

ただひとときでしかないけれど

何かが終わって

何かが始まる

そんな気持ちになる


終わりよ来ないでと願う夜もあれば

早く明日になれと待ちわびる朝もある


決まった時の数だけ時間が過ぎれば

誰にでも訪れる朝なのに


その一分一秒に焦りを覚え

その一分一秒に永遠を感じ


やがて同じで違う朝を迎える


朝が来る

夜が明ける


焼き焦がすような朝の光は

焦燥の色か

熱望の色か


朝が来る

夜が明ける


何かが始まり

何かは終わる

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― 新着の感想 ―
[一言] 時は何も感じず、何も変わらず、ただただ流れ続けているだけなのに、それに対してその心情が変わったり、見え方が違うのは、我々人間が人間がゆえになのかなと思いました。 できればいつでも、夜明けを美…
[一言]  夜から朝へ。闇から光へ。  取り巻く景色が変わったからといって、自分の何が変わるわけでもないのですけどね。  持ちたい思いは持ち続けて。  変えたい思いは切り替えて。  変わる最中にい…
[良い点]  自然の巡りは、単なるサイクルでしかないのに、そこに意味を載せてしまいますよね。  でも、自然の営みだからこそ、載せた意味は人為でも、そのサイクルじたいは人為でないから必然なもの。  や…
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