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楽しく過ごせますように

人類の終末まであと3日を切ったってのに相変わらずな生活だ。


3日後に起こると予測された超大規模の太陽系フレアで人類が滅亡すると60日前に知って、何ら変わりなく生活している。


元々は政府の高官が厳重に秘匿していたことが、正義感の強いのか人類を憐れんでいるのか知らない誰かから漏れ出たただのジョークと信じて疑わなかった。

日が経つに連れて信憑性が高くなり、次第にはこの世界で一番でかい国の首相が大々的に言うんだから滅亡待ったナシ。


予測された災害が各地で発生し始めて全人類が慌てだしたところで、どうにもならないことだけが確かだった。


街では確かに、その影響でみんながおかしくなっていた。いつか見た終末系の映画みたいに、大暴れするヤツ、ヤクをキメるヤツ、全裸で踊るヤツ、絶望していのちを散らすヤツ。ほんとにそんなヤツらばっか。


だってのに俺は今日まで60日前と変わらない生活を送ってる。


ただ、今日からは少し違うのだ。


とあるチャットアプリで知り合った4人と終末を共にすることになったのだ。


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