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社畜がVtuberをする話  作者: 不死裂@秦乖
3/9

インパクトのある夕飯とコラボの開始

〜あらすじ〜

定期を会社に忘れて帰りが遅くなった咲!

扉を開けると同居人、美琴が仁王立ちで待っていた…



「た、ただいま…」


「咲?何か私に言うことはないの?」


あ、やばい、ガチトーンだ…ここは必殺のケーキで機嫌直してもらうしかない…


「美琴…ほんとにごめん!駅前のケーキ屋で美琴の好きなモンブラン買ってきたからこれで許して!!」


「え?うっそ!?まじで!?……あっ…コホン。今回は許してあげる。ご飯あっためたげるね」


そういうと美琴は上機嫌で台所へとむかっていった。

あっぶな!モンブラン買ってなかったら一体どうなっていたんだろう…考えるだけでゾッとする。

私はそそくさと部屋の入りそしてパソコンの前にった。

通話アプリを開くと一件の通知があった。メイカさんからだ。

通知を開くと


『今日のコラボ配信頑張ろうね〜♫』


なんだろうこの一文に私の女子力が敗退した気がする…

私と同い年のはずなんだが…


『うん、頑張ろうね!( ´∀`) 』


と私の女子力を込めて返信する。

メイカさんの文章に敗北感を抱いていると、台所から私を呼ぶ声がする。

ご飯があったまったらしい

ゆっくりと立ち上がり台所にトコトコと向かう。


「美琴〜今日のご飯何ー?」


「今日コラボなんでしょ?話のネタになると思ってこれにしてみた!」


台所に目を落とすとパエリアが食卓を飾っていた。


「なんでパエリア?」


「え?いや、話のネタになるかな〜って」


「いやたしかに話のネタにはなるけれども…」


インパクトのある夕飯を食べ終え、再びパソコンの前に座った。

時間を確認すると配信開始まで十分を切っていた。

そろそろメイカさんに通話繋ごうと思っていたら向こうからかかってきた。

応答すると私と同い年とは思えないくらい可愛い声が聞こえてきた。


『こんばんは〜今日はよろしくお願いします〜』


「こんばんは〜。こちらこそよろしくお願いします〜。じゃあ、配信始めますね〜」


軽い挨拶を交わした後、私たちは配信を始めた。

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