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天才はvrmmoで運営を泣かす。~freedom infinite world~  作者: パセリ
1章 世界帰還『グランド・ワープ』
2/20

プロローグ2 天才の真相 行方

今回はプロローグにあった天才が突如消えた

の部分の主人公視点です。

てかほとんど主人公視点だと思います。

僕の名前は神里実かみざとみのるだ。

只今異世界で聖剣持ってます。中二病では無い。

遡る前に自己紹介そのまま今への経緯を言うよ!


僕の親は平凡。普通だった。そんで働き者でもあった。

僕の親は……と言ってもほとんど他人だった。両親は僕を嫌悪してたしね。

まあ僕も自分が特殊なのに気づいてたから親の反応に何も感じ無かったかな?


僕は小さい頃から記憶があって自分が何で、視た物、聞いた物全て覚えられて

忘れられなかった。


その親が死んだ。最初は特に何も感じなかったが後々来る孤独に耐えられなくなってきた。

だから僕は何か趣味を見つけて一時的に逃げる選択をした。


その結果人類が妄想でしか実現出来ていない物を見つけた。


異世界とか不老不死とか今の化学では叶わない精密機器。

僕はこれ全てに共通する物を見つけた。


それは『夢』だ。


今挙げた例はどれも夢で溢れていた。

それに僕も惹かれた。それから僕は今まで勉強してきた知識を使い

作成に励んだ。


元になる公式。そこから発展する定式。新しい発見。


そして完成させた。完成させるまでに地球にある知識を全て

覚える必要があったが僕は『夢』を叶えた。


それからvrデバイスなどの開発、量産に成功。

発表もしたし新たなブランドとして会社も立ち上げ

販売を開始した。でもまだ夢があった。この夢は科学じゃ足りない。

その物質を見つける為の資金集めも順調だ。


そして遂に見つけた。『魔力』を。


この力を使えば行ける!!でもいつか帰ってくるはず。

帰って来た時用にゲームの提案書を作成。こそっり隠してと……


んじゃ出発!!……のはずだった。


次元を越える際に何者かが干渉してきた。


次第に意識が保てなくなり、、、




「……………さい。………る様!!」



ん?誰だ?テンプレか?



「お、起きろぉ~!!!!」



「はい‼」



大声は禁じ手だろう。まったく。


悪態をつきながら声の主を見た。


「………」


そこには神ぽいじょせ「神です。」もと「もといではなく神です。」

神が居た。きっと、絶対この神が邪魔した犯人だな!


「それで呼んだ理由ですが……」


誘拐の間違いでは???


「呼んだ理由ですが……あなたが世界を渡る禁呪を使ったので

丁度良い!!あの世界もうすぐ魔王によって殲滅しちゃうし勇者として

送ろう!!と考えまして………」


そうですか!そうですか!さらっと心読むし、はぁ。


「もちろん貴方が当初考えてた通り

討伐次第、返しますよ!!七惑星に」


さいですか………突っ込まんぞ僕は!!


「それで勇者が弱くては意味無いのでスキルを渡しておきます。

内容は向こうで確認して下さい。後は元々あるスキルの受け継ぎとステータスを底上げと」


おい!おいおい!僕元々スキル持ってたんだ!!


「貴方は質問多そうですしこのまま送りますね。では」


ふむ………まぁ向こうで現状確認すれば何とかなるでしょ!



----------------------



辺り一面大草原。目の前にドラゴン。


ではなく………明らかに豪華!


「成功しま…した…」


何か目の前に美女が倒れてる。


「姫様を保護しろ!

勇者様少し驚いてる用ですがまずはこちらへ」


その後偉い王様に謁見。

呼んだ理由。現在の状況。戦況の有利不利など全て聞いた。


その後個室に案内され休憩。


ステータスにはスキルしか無くスキルは四つだけ。

まあ見た感じチート。詳細も見れたから見たけどこれは案外早く帰れそうだ。


一つ目が【永久記憶保管】

これは地球で持ってたスキルだね


二つ目に【神眼】

これには眼で出来るスキルが全て使えるスキルだった。

例を挙げると鑑定、千里眼、未来視、空間把握、魔眼、邪眼、神眼など


三つ目が【身体強化】

このスキルは体や心が人類最強並に強くなり同時に剣技などの戦闘技や調薬などの生産にも効果があった。習得率の上昇や上達の速さが異常になるなどチートだ。


四つ目が【聖剣召喚:使用制限(第一惑星)】

これは勇者として必要なスキルなのだろう。そんでこの世界のみの使用か……

つまり上三つのスキルって向こうでも使えたり……


とまあステータスの確認終了。その日は寝た。



次の日は一日書庫で過ごした。知識は貰えて身体強化で疲れない。

物凄いスピードで本を見てたら一日で読み終わってしまった。

てか僕のスキル四つ中三つはパッシブやん。この世界パッシブ少ないらしいんだけど……


その次の日からは魔法と剣の練習。正確には聖剣の練習。

大変だよ!聖剣重くて扱いにくいし(人類最強の体でも)先生スパルタだし

剣の先生も魔法の先生も城NO.1らしいし辛たん。


それから三年。世界回って魔王の情報集めて修行して

この世界の本ほとんど全て読んでついに決戦の日。


目の前に魔王が居る。人型ではなく完璧な異形な姿。

配合に失敗したキメラか!!


よし”聖剣召喚”


聖剣を手に持った瞬間に魔王は走り出した。


前足を振り上げ僕を踏みつぶそうとしてきたので

下に回り込み聖剣で斬る。



GYAAAAAAAAA


魔王は苦しみだして溶けて消えた。


「へっ!?」


あっけな!もっと強いもんちゃうの?


国に戻って魔王討伐の報告。倒したら元の世界に帰ると伝えてあったので

報酬は向こうでも売れそうな宝石を貰った。


大量に……


何故!?


王達は僕が魔王倒したら元の世界に帰るのを知ってて

報酬は全ての国で集めた宝石になりこの数になったそうだ。


一応このご厚意にすがり宝石はこちらで覚えた空間魔法のストレージに全部閉まった。


国を出ると神に呼ばれてる気がして深い森の中に入って行った。


奥に行くと平らな土地がありあの神が居た。


「ありがとう。約束通り返しますが、

向こうで魔法は使われたくないので空間魔法以外を封印しますね

あっでも魔法は全て魔神に統合されていましたね困りました。

では魔神を封印する際に他の六属性(火、水、風、土、光、闇)の経験値を空間魔法に譲渡します。

まあ結局魔神のレベルが上がるので向こうでは空間魔法しか使えなくても向こうのゲームとやらでは

魔法がエグイ威力になるんでしょうね……はあ胃が痛い。」


この神は何一人芝居『百面相』をやってるんだろうか?


「ともかく魔神のレベルがMAXになっちゃいましたが

一応空間魔法以外封印してます。ギリギリですが……

くれぐれも向こうの日常で使わないで下さいね!空間魔法以外。」


はあまぁ了解。後は剣術とかどうなるん?


「(忘れてた)えーーと(汗)剣術は体に染みついちゃってるので仕方ありませんね!

後スキルも魂関係なので無理に消そうとすると魂が傷付くんだよね……

まあ頑張れ!!てな訳で有難う御座いました。私は貴方を監視してますから……」


その言葉を最後に僕はこの第一惑星から姿を消した。

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