表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

1話「よくある話」

よくある話といえば、よくあるだろう?

世の中、

好き、或いはウマが合うやつが二割

普通、或いは興味がないやつが七割

嫌い、或いは合わないやつが一割

そんな話。

今のクラスでは興味がない奴らが九割を占めている

私は本を読み漁るのが好きだから、一人読み続けている。例えば純文学、哲学など…高校生が読むにしては古いと、言われかねない小説ばかり読む私についたあだ名は「哲学者」だった。馬鹿野郎、哲学者に謝れって言いたくなったが心の中で呟いた。

とはいえ、私は古い小説を読むのも好きだが…

「よし、ここか」

かちゃり、かちゃりと金属の音

足を動かせば金属の音がする空間。

ここはとある病院の「跡地」、謂わば「廃墟」

廃墟巡りをするのが好きである

廃墟巡りしているときは危険もあるが、追憶体験をするのが出来るから好きだ。誰も邪魔をせず、一人で見廻りながら、廃墟を探索する私は幼少期の頃を思い出す。

「あぁ、素敵だ」

と、感嘆を漏らしてしまった。

がシャリ!と金属の大きな音がする

振り返ると、同じクラスメイトで唯一と言っていいくらいに嫌いなやつが目の前にいた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ