楓の初バトル‼️ この世のものでは無い者との戦い
【現在のステータス】
☆.*゜•*¨*•.¸♡o。+ ☆.*゜•*¨*•.¸♡o。
【楓】ランク 『見習い』 くのいち天女
《俊敏性》 《智慧》
《破壊力》 《精神力》
《神通力》 《愛情》
《相棒》 マンチカン (メス)『きなこ』
《想い出日記》 無 ステータス未表示
《天舞の羽衣》 無 天女の衣
《技》 『火炎の術』『氷河の術』『水波の術』
*忍術は一流。 神通力と忍術を組み合わせて戦
う。 実はかなりのウブ娘
【秀】ランク 『version1』 忍者天人
《俊敏性》 C 《智慧》 E
《破壊力》 D 《精神力》 D
《神通力》 F 《愛情》 A
《夢獣》 パピヨン (オス)『アゲハ』
《想い出日記》 Lv1
《天舞の羽衣》夜空に舞う蝶
《技》『トライアングルパピヨン』
*落ちこぼれ忍者だが、アゲハの事が大好きな少
年
突然、黒い何かがあたし達に向かって襲いかかってきた!
「きゃっー」
あたしと秀は、間一髪でそれを避け反撃体制に入る。
「あんたは、誰よ!」
あたしは驚愕しながら叫んだ。
「ガハハハー!」
と、明らかに人間ではない奇怪な声が響き渡る。
(なんなの?人間ではないの!!!)
その声を聞いたあたしの拳に自然と力が入った。
すると、奇怪な声が再び聞こえたの!
「俺様が見えるとは、お前ら人間では無いな!ん、 天女か? 俺様は、美味そうな人間の匂いがしたからここへ来た」
(こ、これが、、、悪鬼、、、あたし達の敵!)
楓と秀は、悪鬼を初めて見たのだった。
あたしはただならぬ危険を察知したので、きなこを庇い立てした。
「きなこ、あたしの後ろに隠れてて!」
「にゃぁー」
急いで回り込んだきなこ。
そのタイミングで、
「秀様、秀様~」
と、アゲハが秀を小声で呼んでいる。
「秀様、あれは、【地獄の悪鬼】 怒りや妬み、嫉妬に溺れた人間が、魔に刺され鬼化し堕ちた者の成り果てた姿。
あの悪鬼の強さランクは、version1です」
「了解した。ありがとうアゲハ」
その会話を聞いたあたしは、ふと
「なんでアゲハがそれを知ってるの?」
とアゲハに聞いたの。
「はい、楓様。想い出日記がそう言っているのです」
???
その返答の意味がよく分からなかったあたしだが、何やら夢獣は、想い出日記から敵情報を知る事が出来るらしいの。
そして、目の前にいる奴は、紛れもない
「version1の悪鬼」!!!
その姿は、実体を持たない黒い悪影である。
まるでローソンの火の様に全体が揺らめいていて、頭部らしき部分は角らしき形をしていた。
しかも顔と思われる部分には、妖しき光二つ、恐らくは目である。
手足と思われる形状はしているものの、幻影体の為、はっきりとは形を成してはいなかった。
(この悪鬼、 人間から出ていない! 単独鬼だ。
ねずみ師匠が言うてたの。
魔が刺した人間はまず、理性を失い、背中から影が現れてくると、、、そしてその状態でしばらく時間が経ってしまうと、人間の姿が完全に消滅してしまい、もう手遅れとなり、悪鬼のみの姿に成り果ててしまうのだと、、、もう、地獄に堕ちた人間は、二度と戻る事は出来ないと!)
あたしの身体は、その時、恐怖の冷や汗でインナーがびしょびしょだった。
(はっきり言って、この世の姿の者では無いのよ! 手の震えが止まらないでいる、、、落ち着くのよあたし。
その為、ねずみ師匠とのあの厳しい修行をしてきたのだから大丈夫、大丈夫よ、きっと)
とつぜん目の前に現れた恐怖だった。
そんなあたしを察したのか? 秀が、目の前に立ちはだかったのだった。
「楓は、下がっていろ、俺があいつを倒す!」
「だっ、大丈夫よ。秀、あたしも一緒に戦う」
あたし達は、お互いアイコンタクトを取り、あたしは、「忍者手裏剣」で! 秀は、「忍者刀」で悪鬼に攻撃したの。
しかし、攻撃は全て悪鬼をすり抜けて行き、ノーダメージだった。
「ガハハハーーーそんな物理攻撃が俺様に効くものか!」
(やはり、ねずみ師匠の言う通り物理攻撃は、効かないみたいね)
すると今度は、悪鬼の手が棍棒の様な形にみるみる造形されていく。
「これでもくらえーー弱き者よ」
悪鬼は、楓達に向かって影棍棒を振り回してきた。
「きゃぁぁーーーーーー直撃!!!」
その瞬間、秀があたしを体当たりで吹っ飛ばした!
「うぐぐぐっ」
「大丈夫か! 楓」
「うん、大丈夫!」
「このままではダメだ!楓、忍術を重ねるぞ!」
(はっ、これって!? 初めての共同作業って言うやつなの~?)
(秀がなんだかいつもと違う!ポッ、こ、こんな時に~~~)
あたしったらこんな事態の時に、胸がキュンってしてしまったの、、、テレテレ
「楓? 早くしろ」
「う、うん! ものすんごいのをお見舞いしてあげるんだからーーー忍法~火炎の術!!!」
あたしの火炎が悪鬼目掛けて放たれた。
それにタイミングを合わせて秀も忍術を使う。
「忍法~暴風の術!」
あたしの炎が、秀の暴風により【暴火】へと化す。
「くらえーーー!」
「くらいなさい!」
ゴォーーーーーーーーーー!!!
空まで吹き荒れる【暴火】が悪鬼を襲う‼️
「和風」和の美しさ✧︎*。【美】
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「心境の映世 平華絢爛京」都 【豪華絢爛】
「天人、天女」【美少年、美少女】
色々な要素を含んでいる代わり種ファンタジー
ここに有り‼️
ご愛読お願いいたします(☆>ω<)
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