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第二弾 【潜入せよ!平華絢爛京 くのいち天女【楓】の恋愛忍法帳~この天女‼️超ウブにつき要注意⚠️】 ~47番目の自身の正義~  作者: 桃蓮花⟡.·*.
《第一章》【都に潜む欲望の影】平華絢爛京317年物語り【主人公】楓 【時代】平華絢爛京317年
279/289

大きな勘違い

《登場人物紹介》


【楓】

天女見習い

10代の天才 くのいち天女 香徠忍者

普段は強気だが、いざ恋愛となると、『超うぶ』 に変貌してしまう。

幼なじみの秀を追って、偶然天女になった。

夢獣は、マンチカンの『きなこ』


【もねか】

version1

大きな垂れ耳がチャームポイントの雪うさぎの獣天女

いつも大好きな人参をくわえている

なまった方言で話す癒し系

かなり、おっとりとした性格

今を全力で生きる現在進行形少女


【だいこん役者&提灯アンコール】

天上界ピュアアイドルフェスティバルの司会者コ ンビ

滑舌の良いだいこんと毒舌のちょうちんアンコウの絶妙コンビ



黒奈(くろな)

version1

カラスの獣天幼女

カラスのフードを被っている漆黒の天幼女


【牛五郎】

version2

牛の獣天人

「パワーこそ正義」の筋肉モリモリマッスルマン

金ピカの花輪がお気に入り


【濡れ髪のイルス】

version2の黒髪の看護師天女

濡れ髪のセクシーな白衣の天使? 大きな注射器を愛用している。実は、その注射器の中身は、仲間に役立つバフ剤とか·····? 超優秀バフ係

才子(男)達は、彼女に夢中になっている。


【あっあ】

version3 討伐魔数ゼロの不殺生。

神秘の黄金ボディのウーパールーパー獣天女。

彼女に気に入って貰えた者には、幸運が舞い降りてくるらしい。

楓を凄く気に入っているみたい。


【堅田 (かたたたき)

超イケメンの超絶勘違い野郎天人

夢獣 コンチネンタル•クリップカットのプードルの『うみ』と共に、才女、天女を魅力する神通力 『魅力』の使い手


【秀】

忍者達の故郷 『香徠の里』で幼い頃から楓と共に、育った少年。

ドンくさくて、落ちこぼれの忍者だったが、人一倍、純な心の持ち主。

相棒のパピヨン犬『アゲハ』と共に、己の使命を探し求める。

そんな不器用な彼だったが、実は、楓が密かに想いを寄せている。


【春日井 美咲】

version6の天上界最速の超エリート天女

その正体は如何に、、、?








挿絵(By みてみん) 


「かえちゃんってば!ちょっとぉ~落ち着いて聞きんしゃい♪」


「う、うん、、、」


 あたしは、わちゃわちゃな気持ちを落ち着かすため、大きな深呼吸をした。


 「フゥーーー」


 周りを見渡すと、あれだけの惨劇だった会場が、今では皆、起き上がってきていた。


 そして、目の前には、なんだかスッキリしたような顔つきで、嬉しそうに微笑みかけてくる、もねかが、そこにはいたの。


 あたしは、そんなもねかのトレードマークである白い垂れ耳姿が、もう一度、見する事が出来て、内心ホッとしていた。


 本当によかった、、、もう元気な姿が見れないかもしれないと思っていたから。

 そう思うと、楓の情熱的なルビーの様な真っ赤な瞳から、一粒の涙がこぼれ落ちた。


 そんな中、その愛らしい、もねかのおちょぼなお口が、動きはじめる。


「わっち(私)達は~みな~ 美咲様に、綺麗に斬られてんよ~♪」


 うぐっ!


 斬られた事を嬉しそうに語るもねかに、ちょっと引き気味のあたしではだったが、


「そ、それはわかっているのだけど、、、みんな、血渋きを上げて倒れていったよねぇ!あれはなんだったの?」


 そんな焦った顔を見たもねかは、目を瞑って話し出す。


 「あ~!あれんは、血じゃ無かよ~」


 「えっ?あれって血じゃなかったの! じゃあ何?」


  「うんだぁ~ あれんは、血じゃなく、わっち(私)達の心に、纏わりついた邪鬼を、美咲様が、斬ってくれたのだべ! そんだから~ 赤くなくて黒かっただべ?」


 そう言われて見れば、、、確かに黒くはあったかっただけれども、、、

 果たして、現実にそんな事が可能だろうか?


 「で、でも、その後、みんな意識がなくなってたじゃない?あ、あれはどうしてなの!」

 少し興奮気味に、息が上がる楓の呼吸音がした。


 そんな楓を見たもねかは、

「まぁまぁまぁ~ 落ち着きんしゃい、かえちゃんってば!」

 と、楓をなだめた。


「う、うん」

  縮こまった楓が、もぞもぞと小刻みに動く。


 「あれがぁ~ 美咲様の大人気パフォーマンス、神通力『悪業浄斬』だべ!

 そん名のとぉり、わっち達の悪い心の一部を滅多切るさね♪ バサバサってぇ~♪こんれが、また快感なんだべぇ~♪」


 げっ!斬られて、快感って、、、?!!


  もねかってもしかして、そっち系!


 と、思っている内に、徐々にあたしの焦点が、振れはじめ出した!


 それは、あたしが、美咲へと募らせた大きな勘違いに、罪悪感が押し寄せてきて、心が動揺し始めたからだった、、、


 あ、あたし、、、美咲さんになんて事をしてしまったんだろう、、、ガタガタガタ


 そうして、あたしは、取り返しのつかない事をしてしまった自分が怖くなって、震えが止まらなくなったのだった。

 



この度は、数ある作品からお読み頂きましてありがとうございます(*´ω`*)


これからも、楓ちゃんや秀が活躍出来ます様に、『ブックマーク』『いいね』『評価』『ご感想』を頂けましたら、作品意欲に繋がります

( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧


是非とも、ご記入よろしくお願いいたします♪




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― 新着の感想 ―
なるほど、そういうパフォーマンスですかw まあ知らずに見たら大虐殺にしか見えませんわな。 悪い心の一部を切るという事はすなわち、形のないものを切れるわけで。 さすがチートさん、格が違いますな。 そうい…
2025/11/01 22:28 ドラコネム
美咲様に攻撃してしまった楓ちゃん!! でもそれは知らなかった事だし仕方ないと思うぜ( ˇωˇ ) 続きも楽しみです°・*:.。.☆
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