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第二弾 【潜入せよ!平華絢爛京 くのいち天女【楓】の恋愛忍法帳~この天女‼️超ウブにつき要注意⚠️】 ~47番目の正義~  作者: 桃蓮花⟡.·*.
《第一章》【都に潜む欲望の影】平華絢爛京317年物語り【主人公】楓 【時代】平華絢爛京317年
247/270

奪われる『ファーストキス』!??

《登場人物紹介》


【楓】

天女見習い

10代の天才 くのいち天女 香徠忍者

普段は強気だが、いざ恋愛となると、『超うぶ』 に変貌してしまう。

幼なじみの秀を追って、偶然天女になった。

夢獣は、マンチカンの『きなこ』


【もねか】

version1

大きな垂れ耳がチャームポイントの雪うさぎの獣天女

いつも大好きな人参をくわえている

なまった方言で話す癒し系

かなり、おっとりとした性格

今を全力で生きる現在進行形少女


【だいこん役者&提灯アンコール】

天上界ピュアアイドルフェスティバルの司会者コ ンビ

滑舌の良いだいこんと毒舌のちょうちんアンコウの絶妙コンビ



黒奈(くろな)

version1

カラスの獣天幼女

カラスのフードを被っている漆黒の天幼女


【牛五郎】

version2

牛の獣天人

「パワーこそ正義」の筋肉モリモリマッスルマン

金ピカの花輪がお気に入り


【濡れ髪のイルス】

version2の黒髪の看護師天女

濡れ髪のセクシーな白衣の天使? 大きな注射器を愛用している。実は、その注射器の中身は、仲間に役立つバフ剤とか·····? 超優秀バフ係

才子(男)達は、彼女に夢中になっている。


【あっあ】

version3 討伐魔数ゼロの不殺生。

神秘の黄金ボディのウーパールーパー獣天女。

彼女に気に入って貰えた者には、幸運が舞い降りてくるらしい。

楓を凄く気に入っているみたい。


【堅田 (かたたたき)

超イケメンの超絶勘違い野郎天人

夢獣 コンチネンタル•クリップカットのプードルの『うみ』と共に、才女、天女を魅力する神通力 『魅力』の使い手


【秀】

忍者達の故郷 『香徠の里』で幼い頃から楓と共に、育った少年。

ドンくさくて、落ちこぼれの忍者だったが、人一倍、純な心の持ち主。

相棒のパピヨン犬『アゲハ』と共に、己の使命を探し求める。

そんな不器用な彼だったが、実は、楓が密かに想いを寄せている。








挿絵(By みてみん)


「えーい! 何度も何度もウザイわぁ!貴様」


とうとう、痺れを切らした滝が、格下のまだ『天舞の羽衣化』さえも習得していない見習い天人に、無情にも神通力を唱え始めたのだ!


「ブーブー!!!」

「大人げないぞー!滝ぃ」

その滝のアンフェアな行動に、場内からは、幾多のブーイングを投げつけられる。


それでも、青髪のイケメン男は、聞き耳を持たずに、神通力『釘付け』を発動!


「うぐぐぐぐっ」

滝の神通力によって、秀の身体は、見えない何かに貼り付けられた様に、動けなくなった。


そんな秀を見て滝は、

「貴様が何者かは知らんが、せっかく、過去イチの天女と出会えたっていうのに·····

これでは、せっかくの雰囲気が台無しじゃないか!

どうしてくれるんだ!


それともなにか?

貴様は、この天女の許嫁とも言うのか?


えぇーどうなんだ?小僧! 答えてみよ」


と、秀を睨みつけながら問う。


「そ、それは··········」


その滝の問いかけに、さっきまでの秀の威勢が消えて、肩を落とした。


「ふふふ、約束した仲では無いのなら、黙ってそこで見ていろ! これから行う俺達の『誓の口づけ』の儀式を·····」

と、言い放ち、秀を背に、その青髪をなびかせながら、再び、楓に近づいて行った。


「うぐぐぐぐっ」

歯をギシギシとすり減るばかりと食いしばり、滝と楓を凝視する秀の拳に力が入った。


神通力『魅了』にかかったままの秀は、動けずに滝の行動を見ている事しか出来なかった。


そして、意識が無い楓の真正面まで来た滝は、楓のその紅葉の様な鮮やかはショートボブを指で撫で、耳にその手を優しく添えた。


そして、楓の耳そばで一言囁いた。


「さあ、今から俺達の『誓いの口づけ』を交わそうじゃないか!


目を閉じてごらん·····

可愛い赤目の仔猫ちゃん 」


すると、神通力にかかっている楓は、滝を受け入れるかのごとく、再びゆっくりとその深紅の瞳をとじていった·····。


まさに、今!

目の前で、自分の初恋の女の子の『初めて』が、他の男に取られてしまう事態であった。


強く歯をついしばったせいで、口から血が垂れ落ちる秀は、やるせない気持ちをそのまま表した様な複雑な表情をしていた。


そして、それを確認した滝の唇は、ゆっくりと楓の唇へと導かれて行ったのだった。


楓のまるでゼリーの様なピンク色のみずみずしい唇が、小刻みにプルプルと揺れていた!


緊張からなのか?

それとも、本心からの拒否反応なのか?


そんな唇まで、もう、薄皮一枚があるか、無いかの距離まで、滝の唇は、近づいていたのだった···········。






【ページの一番下】に、【いいね】【ブックマーク】【ご感想】がございます。

いただけましたら光栄でございます。

「和風」和の美しさ✧︎*。【美】

「歴史ファンタジー」1000年以上に渡る壮大スト

ーリー 【歴史】

「天と魔」何かを巡って対立する勢力【バトル】

「犬猫」人間との関係は? 【愛情】

「欲望」全ての根源? 【煩悩】

「心境の映世 平華絢爛京」都 【豪華絢爛】

「天人、天女」【美少年、美少女】

色々な要素を含んでいる代わり種ファンタジー

ここに有り‼️


ご愛読お願いいたします(☆>ω<)

ブックマークしてね((( *´)` )チュッ♡


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― 新着の感想 ―
周の登場も虚しく楓ちゃんの唇が滝ニウバワレようと。 やめろおおおおおーーーーーーーーーーーーっ!!
清々しいまでのクズっぷりを披露する堅田滝。 よく天人になれたもんだなw もっとも、楓ちゃんも一時期おかよさんに嫉妬した事もあったし 天人天女もマイナスの感情がないわけではないようですな。 それを乗り越…
2025/09/20 20:15 ドラコネム
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