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回想編⑳ 魔が刺した熊

魔が差した

挿絵(By みてみん)


楓達に見えたその得体の知れないものの正体は、『小魔』と呼ばれている普通の人間には見えない存在だった。


この『小魔』と呼ばれし者達は、人間や動物の欲望の隙間に寄生する『魔』と呼ばれる分類のものだ。


この『魔』に取り憑かれた人間や動物達は、その心の隙を狙われて、背中に黒い槍が刺されている。

この事を人間達は、『魔が差した』と呼んでいるみたいだが、実際は、『魔が刺した』の間違いである!


そして、この『魔が刺した』対象物は、欲望が暴走しだし、『悪鬼』へと化し、もう後戻りは出来なくなってしまうのであった。

そう、己が破滅していくまでは、、、


まさに今、楓達の目の前にいるのは、魔に刺されて、食欲が暴走してしまって我をも忘れた悪鬼だったのだ。


当然、そんな事は知らない楓と秀は、目に映って来たその得体の知れないものに、恐怖を感じていた。


ガタガタガタ!


「ねぇー秀ぅ!あれっておばけ、、、」

と、唇が震えながら秀に聞く楓。


その震えた声に、ゴクリと、息を飲み込んだ秀だった。


その熊は、月光が反射し、目を赤く光らせながら、口からはヨダレが溢れ出ていた。


正に、正気の沙汰ではなかった。


そして、『食欲』に狂った熊は、ゆっくりと地面にヨダレを垂らしながら、楓達へと寄って来たのだった。



この度は、数ある作品からお読み頂きましてありがとうございます(*´ω`*)


これからも、楓ちゃんや秀が活躍出来ます様に、『ブックマーク』『いいね』『評価』『ご感想』を頂けましたら、作品意欲に繋がります

( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧


是非とも、ご記入よろしくお願いいたします♪




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― 新着の感想 ―
ただでさえ熊のスペックは脅威だというのに、 魔が差して更にヒートアップw この時点でもう完全に勝ち目がないとわかりますが、 回想編という構造上、2人が助かる事は確定してるんですよねw いや、ここで2…
2026/01/04 12:55 ドラコネム
なんとくまの背後にいたのは小魔と呼ばれるなにか。 こいつがこの巨大なくまを操っていたのか!? 続きも楽しみですっ(๑•̀ㅂ•́)و✧
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