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第二弾 【潜入せよ!平華絢爛京 くのいち天女【楓】の恋愛忍法帳~この天女‼️超ウブにつき要注意⚠️】 ~47番目の正義~  作者: 桃蓮花⟡.·*.
《第一章》【都に潜む欲望の影】平華絢爛京317年物語り【主人公】楓 【時代】平華絢爛京317年
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フェスティバル会場

《登場人物紹介》


【楓】

10代の天才 くのいち天女 香徠忍者

普段は強気だが、いざ恋愛となると、『超うぶ』 に変貌してしまう。

幼なじみの秀を追って、偶然天女になった。

夢獣は、マンチカンの『きなこ』


【もねか】

大きな垂れ耳がチャームポイントの雪うさぎの獣天女

いつも大好きな人参をくわえている

なまった方言で話す癒し系

かなり、おっとりとした性格

今を全力で生きる現在進行形少女





「ふぅ~ 危なかったよ~もう~ 落ちるかと思ったわよー」

と、あたしが額の冷や汗を右手でふき払ったのを見て、駆けつけて来てくれたもねかは、遠くを指さした。


「ねぇねぇ~♪ かえちゃん♪かえちゃん♪ あれ見てみんよ~」


うっ、流石は、もねか!

あたしの事、心配して駆けつけてくれたのかと思ったけど、もう次の会話に流されてしまったわ·····。

相変わらずの! その切り替えの早さだわ·····


この『もねか』と言う天女!

元は、野生の雪うさぎのせいか? あまり過ぎ去った事は気にしない、今、現在が全ての全力少女だったのだ。

まっ そうじゃなきゃ!厳しい野生を生きていけないものね。


と、感心していた時、 もねかが指さしたその先には、壮大な雲海の広場が広がり、その中央には、ライブ会場みたいなステージが、設置されていた。

そして、そのライブ会場に、すごい数の人々が列を成し並んでいたの。


「えぇー?フェスティバル会場って·····雲の上なの? あたしてっきり、ドームか宮殿の中だと思ってたよぉー 天空に住んでいるのは伊達じゃないよね!それにしてもすごい人だよねぇーもねか~」

あたしは、遥かに想像を超えてきた、その熱気の盛り上がりに、心がドキドキした♪


「それにしても、天上界にこれ程の人達がいたとはね·····知らなかった」

と、感心していると、

「んだ、んだー、あんれは~ 才子、才女だべさぁ♪ フェスティバル見たさにいっぺぇ~ 集まって来たさ!」


あたしは、もねかがあっさりと発した言葉に反応したわ!

「ん? 才子、才女って何んなの?」


すると、もねかはそのアメジストの様な紫色の瞳を閉じて語り出す。

「ほよ~♪ 才子、才女ってのはさぁー 天人、天女にまだ、なっていない修行中の人達だべさ♪彼らは厳しぃ修行っをたえて耐えて、立派な天人、天女になっていくべさ!頑張るべぇ~ みんなぁぁ」


えっえっ! ちょっと待って!

あたし·····天女って、天上界に来たら、すぐに成れるものだと思ってた··········そんな厳しい修行に耐えなきゃ成れないなんて!し、知らなかったわ·····。


「どくに苦労もせずに、天女になっちゃって·····すみません」


あたしは秀を追って、ここに来て、それですぐに~ 天女になっちゃったものだから、なんだかみんなに申し訳ない引け目を感じながら、会場の列へと並んだのだった。






最後まで読んでいただきましてありがとうございます(☆>ω<)

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― 新着の感想 ―
天女はてっきりAO入試だとばかり……。 (・–・;)ゞ
楓ちゃんはここの来て天女の何たるかを知ったようで。 もねかちゃんも会場入ったら何かがかわりそうですが果たして!? 続きも楽しみです!!(๑° ꒳ °๑)
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