私が貴方を守るから・・・!!!
相棒との絆が⋯⋯⋯⋯!!!
「私が、貴方を守るから・・・!!!」
突然、目の前に現れた【想い出日記】!!!
「き、きなこなの・・・?」
「うん、そうだよ。楓ちゃん」
「なぜ、きなこが想い出日記に・・・?」
あたしは突如、想い出日記と化したきなこに話しかけていた。
多分、普通なら驚き慌てふためく場面なのだろうけど・・・この時のあたしは、妙に落ち着いていたの。
そう、その理由はおそらく、この場をきなこが愛情で優しく、そして安らぎで満たしていてくれたからだと思う。
「楓ちゃん?ニャー」
きなこの呼びかけは、すごく優しかった。
まるで小さくてか弱い、天使のように!
「うん、きなこ」
「あのね、楓ちゃん。私は天上界にいた時、小太郎師匠に尋ねられたの」
きなこは、天上界であった小太郎師匠との話を説明してくれた。
「きなこチュ、この先きっと、楓チュは、困難に行き詰まってしまう事でチュー。そんな時、あなたは、楓チュを守りたいと思うでチュか? 命に代えても楓チュを守りたいでチュか?」
小太郎師匠は、いつものチューチュー語で話しかけてくれたニャー。
「もちろんニャー」
「なぜにあなたはそう思うでチュか? 」
「楓ちゃんは、生まれた時から私に惜しまないくらいの愛情を注いでくれたニャー 」
「私がジャンプに失敗して足を痛めてしまった時も、楓ちゃんは、毎日私を抱っこしてお外に連れて行ってくれた。ニャー
またある時は、私が熱を出して寝込んだ時は、ずっと横に居てくれて看病してくれたニャ。
そしてあの時も、この時も、はたまたその時も・・・私と楓ちゃんは、何時も一緒だったニャー。
いままで嬉しい時も悲しい時も、いつも二人で乗り越えて来たんだニャ!」
フムフム、小太郎師匠がうなづいている。
「だから!これからも、私と楓ちゃんは、どんな時も一緒だニャー、絶対にぜったいに!」
きなこの熱弁は、まだまだ語り足りなさそうだったが、小太郎師匠は、
「きなこチュの想いはわかったでチュよ!」
と言い、小太郎師匠は、どこからか?【想い出日記申し込み用紙】を出してきたニャー。
「きなこチュ? 想い出日記の契約を結びまチュか?」
「想い出日記ニャ???」
「そう、きなこチュには充分その資格があるでチュよ。想い出日記は、必ず後に楓チュに必要になってくるはずでチュよ。その時、きなこチュが楓チュの力になってあげて欲しいチュー」
「うん!」
そして、私は、申し込み用紙に肉球印を押したニャー!
こうして、きなこは、既に天上界にいた時に、想い出日記の契約を受けていたらしいの。
そして、その契約が発動する条件ってのが、あったみたいでそれは、【あたしが本当に心の奥から強い想いを願った時】だったみたいなの。
「それって!!!」
あたしはすぐに気づいたの。
あたしの秀に対する愛の強さが、きなこを想い出日記にさせたって事を・・・
こうしてあたしは、【嫉妬地獄】からきなこのおかげで這い上がってくる事が出来たのだった。
「ありがとう! きなこ♡」
【さあ~ お次のお話の忍術は何かなぁ~???】
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