それって略奪愛？！？
【現在のステータス】☝変更有り
☆.*゜•*¨*•.¸♡o。+ ☆.*゜•*¨*•.¸♡o。
【楓】ランク ☝『恋敵』 超ウブ
《好き》 SSS☝ 《智慧》 E☝
《告白》 測定不可☝ 《怒り》 S☝
《勇気》 全く無し☝ 《嫉妬》 S☝
《相棒》 マンチカン (メス)『きなこ』
《想い出日記》 無 ステータス未表示
《天舞の羽衣》 無 天女の衣
《技》 『火炎の術』『氷河の術』『水波の術』
『岩石の術』『操り人形の術』
『破裂まんじゅうの術』
＊忍術は一流。 神通力と忍術を組み合わせて戦
う。 実はかなりのウブ娘。香徠忍者首領の一人娘。 忍術の同時発動が出来る
【秀】ランク 『version1+』 忍者天人
《俊敏性》 C 《智慧》 D
《破壊力》 C 《精神力》 D
《神通力》 E 《愛情》 A
《夢獣》 パピヨン (オス)『アゲハ』
《想い出日記》 Lv2
《天舞の羽衣》夜空に舞う蝶
《技》『トライアングルパピヨン』
＊落ちこぼれ忍者だが、アゲハの事が大好きな少
年
いきなりおかよさんに呼び出されたあたしは、心臓の音が聞こえてしまいそうなくらいドキドキしながら、人が居ない丘に腰をかけた。
(おかよさんに緊張してるのがバレたらあたしが不利だわ！)
そしてあたしは、恋のライバルの姿を偵察した。
ほへー！！！
なんと！ おかよさんは着物の胸元を自ら大きく開けており、少し胸の谷間が見える様にしていたの！
(グサッ！)
あたしは意表を突かれた！ まさかの色仕掛けだったとは・・・
あたしは、どちらかと言うと「かわいい系路線」を目指しており、そっち路線はちょっと苦手だったの・・・
しかもそこには、更なる追撃が待っていたのだった！
ズバリ！ それはあたしのそれより大きかった事だ！
(うっ！)
あたしは暫く、無言で唇を噛み締める事態に陥ってしまったのだ。
そんな状況のあたしにお構い無しに更に追撃は続くのであった。
着物の裾からは、綺麗な足がチラリと自然に見え隠れしてて何時でも男を誘っているみたいだ。
多分、あたしが真似をしても、不自然過ぎて笑われちゃうだろう・・・・・・
うなじも露出させて男を狙っている！
まさに隙がないその色仕掛けにあたしは息を飲むのだった。
(おかよさんっていつからこんな色っぽかったんだろう？)
あたしは正直、連日の悪鬼との戦いで必死だった為、そこまでおかよさんの姿を見てなかったのよ！と色々考えていたら、おかよさんが話しかけてきたの。
「楓様は、秀様の事をどうお想いでしょうか？」
「えっええ！」
あたしの嫌な予感が的中してしまったのだ！
(これは、いきなりの超剛速球だった。流石にその攻撃に怯んでしまったあたしだった)
「あっ、ああ秀ね！ 秀とはただの幼なじみかな・・・アハハ」
しまった‼️ ここであたしのBADスキルが自動発動してしまったのだ！
そのスキル名は、【超ウブ】！！？
その効果は、「恋愛話になると急にスイッチが入ってしまい頭が真っ白、ほっぺが真っ赤に変色してしまい、「好き」って言う言葉が発せなくなる非常に恐ろしく厄介なスキルである。
うぅぅぅーーー、楓はマヒした。ターンチェンジ！
するとおかよさんが次のターン！嬉しそうに言ったの。
「 私、秀様の事が好きなんです。だから告白してもいいんですよね！楓様とはただの幼なじみなんですよね！」
バリバリバリーーーバーーーーーン！！！
あたしは、突然雷鳴のような激しい言葉を浴びせられ、心の臓を撃ち抜かれてしまったのだ・・・
(はぁ～～～神様～ 仏様～ 天女様～ あたしをたすけて～～～～あたしをた・す・け・てください～～～！)
そして、あたしの意識は、真っ白な世界へと旅立ってしまったのだった・・・・・・・・・
あれからどれ位時が経ったのだろうか・・・
「楓っ！ 楓！ しっかりしろ」
真っ白な世界に一人取り残されたあたしの意識を呼ぶ声がしたの・・・・・・・・・
(はっ！ あたしの大好きな秀の声だ！！！戻らなきゃ、現実に戻らなきゃ！)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「はっ！」
「やっと気が付いたか、楓」
「あ、あ、ごめん、秀」
「良かった。本当に！ おかよさんが楓が倒れたって知らせに来てくれたから・・・俺、本当に心配したんだからな」
「あっ ありがとう・・・・・・・・・」
(おかよさ・・・・・・・・・ん！！！)
この日を境に、あたしとおかよさんとの【恋の大決戦】の火蓋が切って落とされたのだった！
「和風」和の美しさ✧︎*。【美】
「歴史ファンタジー」1000年以上に渡る壮大スト
ーリー 【歴史】
「天と魔」何かを巡って対立する勢力【バトル】
「犬猫」人間との関係は？ 【愛情】
「欲望」全ての根源？ 【煩悩】
「心境の映世 平華絢爛京」都 【豪華絢爛】
「天人、天女」【美少年、美少女】
色々な要素を含んでいる代わり種ファンタジー
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