表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

第27回

この物語は、フィクションです。登場する団体や個人は、実在しません。

   また、登場する団体や個人は、実在の物と関係ありません。

この作品の著作権は、相良 凌が保有しており、このサイトの利用者に、何らの権利も与えるものでは、ありません。(要するに、読むだけにして!ということです)


第1回から、お読みになりたい方は、後書きより下にある〔闇探偵西園寺美園 第1集【小説家になろうサイト内】〕と書いてあるリンクからアクセスできます(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)。


  闇探偵 西園寺 美園(27)  相良 凌      


   2 美園 初の闇探偵業(26)


 西園寺と、紗些平と名乗る女性は、孝道を連れ、ジャズ喫茶〔マイルストーン〕の店内に入る。

 西園寺が店内に入ると、彼女は、孝道の方を見ながら、開口一番、

「どうぞ、紗些平さんと、先に座っててください」

 と、言うと孝道が、

「はい、分かりました」

 と、応じた。紗些平と名乗る女性も応じる。

「分かったわ! こっちよ、孝道さん!」

 と、言って、紗些平と名乗る女性は、お気に入りの、窓沿いにある奥の席に、孝道を、いざなう。

 西園寺は、店内にある、公衆電話の受話器を取ると、上沼垂の電話番号を押す。受話器を耳に当てると、

「プー・・・上沼垂エージェンシーです。上沼垂は、現在留守です・・・ご用件を30秒以内でお願いします・・・ピー・・・」

「あなたの彼女が、今夜10時に、いつもの夜景のきれいな公園で会いたがってます! よろしく!」

 と、電話に言い残し、受話器を置いた。

 紗些平と名乗る女性は、西園寺のほうを見ながら、

「秋本さん、私を〔だしに〕使ったのね? まあいいわ! 私が、やっても、よかったんだけど・・・」

 と、一の句を、怪訝そうな表情で、その後、余裕の表情で言うと、西園寺が、

「すいません・・・上沼垂さんへの連絡、紗些平さんに、お任せしたほうがよかったですね・・・」

 と、苦笑いで応じた。

 以前にも述べたと思うが、紗些平と名乗る女性と、上沼垂は、実際に恋愛関係ではない。

 西園寺は、紗些平と名乗る女性の隣に座った。

 紗些平と名乗る女性は、孝道とテーブルを挟んで、正対する位置に座っている。

 ジャズ喫茶〔マイルストーン〕のドアが開き、

「カラン・カラン・・・」

 と、ドアに付いている鐘が、甲高くない音で鳴る。

 入店してきた、男性は、西園寺が座っているのを見つけると、

「遅れました、三田沢です!」

 と、名乗った。



第1回から、お読みになりたい方は、下の〔闇探偵西園寺美園【小説家になろうサイト内】〕と書いてあるリンクからアクセスできます(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)。


探偵の助手時代の西園寺美園も登場する、より、スケールの大きい、相良 凌 作品 特命探偵シリーズをよろしくお願いします。(下の〔【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】〕のリンクからアクセス出来ます)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

第1回から、ご覧になりたい方は、こちらから

闇探偵西園寺美園 第1集【小説家になろうサイト内】(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)


第30回以降を、ご覧になりたい方は、こちらから

闇探偵西園寺美園 第6集【小説家になろうサイト内】(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)


より、スケールの大きい、相良 凌 作品

特命探偵シリーズ

をよろしくお願いします。


【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】←をクリックまたはタップ

(冒頭から途中までを無料(通信費等除く)で試し読み(サンプルを読む)が出来る場合もあります)
気に入ったら買ってね!

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ