鶏手羽のコーラ煮をまねっこした
白夜いくと さまの「手羽なかのコーラ煮にハマっています」(Nコード:N5430IB)を拝読いたしまして。これはもう作ってみないと! となった。
感想でも書かせていただいたのだけど、我が家では豚の塊肉をテキトーにぶった切って煮たものがコーラ煮としての通常品であった。
ロースでも、ももでも、肩ロースでも。個人的にはほどほどに脂が散ってる肩ロースが好みである。バラだとちょっと脂が多い。そこは好みだねえ。
2センチ厚さとか(そこはお好みで)の、テキトーな大きさに切った豚塊肉に塩胡椒(胡椒は粗挽きブラックペッパーをたっぷり)を振っておいて、両面を焼き付けてからコーラを350ccと醤油大さじ2、半分に割って芯を取ったにんにく1~2片(おろしにんにくでも)で煮る。醤油大さじ1.5~2を後入れ方式。
煮汁の量に対する肉の量は、だいたい500~600グラム。26センチフライパンにひと並べできるくらい。
手羽中かあ。鶏さんの甘辛煮、おいしいもんなあ。
にんにくではなく生姜なところも、今回そそられた要因である。
自分がコーラだめな身体になったことはとりあえずおいとく。
とにかく手羽。手羽だ。
……なんで手羽中、ハーフ(鶏スペアリブとも)しか売ってないんだよう。
煮たら存在感なくなっちゃうじゃないか。うちじゃ手羽中ハーフは炊き込みご飯に(骨ごと)ぶっ混むんだぞ。いい出汁でる。それか、塩胡椒振って焼く。でなければ生姜醤油に漬けて唐揚げじゃ。
いいよもう、手羽先で。先っぽ切るのも面倒だから省略しちゃえ。チキンブロス取る予定は今のところないし。冷凍庫空いてないし。
手羽先8本、だいたい600グラム弱。先が邪魔ながら26センチフライパンにギリひと並べできた。生姜は1.5片分くらい。いつも通りテキトーに切ったらこうなった。だいたい元レシピより多く入る。生姜すきだから。
皮目を軽く焼いて、返したところにコーラと醤油、おろし生姜を投入。あ、生姜早まった、灰汁を引こうとしてるのに生姜をすくってしまう~。
これはもう、落し蓋に期待するしか。オーブンシートを落し蓋にし、蓋をする。
言い聞かそう「灰汁も料理のうち」。
煮詰まればわかんないって!
結果。家族が無言になった。
あれだ。かにとか魚のあら煮を出したときの感じ。ひたすら食うパターンの。
かなり気に入ったようだ。ついでに、豚でも生姜で一度食べてみたいと。
……わし、食えんのだが。食いたい。
しばらく前に、液糖の成分って加熱したら変質するからいいよね、と言い聞かせて煮汁の味見(調整用)したら、復活に2日かかった。めそめそ。
だから味見すらしない(できない)料理となった、コーラ煮。
でも作るよ。で、根掘り葉掘り感想を聞くのだ。
……嫌がられそう。