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『錬金999話 コーヒーを収穫する』

『錬金999話 コーヒーを収穫する』


 材質はいつものようにミスリル製でいい。

 ハサミの部分は鋭く、切れるようにする。

 枝を切るのは、庭の木を切るので経験した。

 意外と切れない。

 木の枝は強くて、ハサミで切るのは力がいる。

 ノコギリの方が切りやすかった。

 ミスリル製のハサミなら問題ないな。

 ハサミから下の部分は長くしてある。

 動作は簡単で楽に動かせるようにもしたい。

 使いづらい道具では良くないしだ。

 メヌエットでも使いやすい形状と動きにした。

 長いハサミが完成した。

 名前は長いのでロングでいいだろう。


「完成した。名前はミスリルロングハサミだ」


「ミスリルロングバサミですか。まさにロングって感じ」


「本当に長い。見たことないです」


「持つところが長いです。先っぽがハサミになってますね。これを動かせば切れるのかな」


「重くないの?」


「軽いですね。全然持てます」


「フランツの道具はみんな軽いなと思っていた。ミスリル製だからかな」


「ミスリルは軽くて強いのが特徴。しかも俺の錬金術で錬金すると、特殊なミスリルになる。普通のミスリルよりも軽さと強さが大幅に上昇するんだ」


 俺の錬金術とミスリルは相性がいい。


「錬金術がまた発揮された」


「それじゃあメヌエットにお願いする」


 メヌエットが持っているのでお願いする。


「やってみます。できるかな。最初は町長の肩に乗った。今回は肩は使わないでハサミだけで切るのね。実のあたりに届くかな、ああ、届きそうです。これで切る!」


 ミスリルロングバサミの長さはかなり長めに設定した。

 木の一番高い部分にも十分に届くと思う。

 ハサミを操作する。

 コーヒーの実に刃をあてて切った。

 スパっと切れた。

 よし、切れた!


「切れました!」


「コーヒーの実が落ちてきた!」


「赤い実がなってる。これが実ですか」


「コーヒーの実だな。収穫をもっとしていいよ」


 切って落ちてきたのは赤い実だった。

 これがコーヒーの実なのは俺も判断がつかない。

 実はコーヒーの実を日本でも見たことはなかったからだ。

 見たことあるのは黒い状態の豆。

 王都で買ったのも黒かった。

 たぶん、木になっているのは赤いのと思う。

 これを熱を加えると黒くなると思いたい。



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