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『錬金995話 コーヒーを収穫する』

『錬金995話 コーヒーを収穫する』


 乙女団によるお店は開業。

 今はお客様が町には居ないので、住人が利用していた。

 そのうち観光客が来るようになるので、その時は大いに活躍すると思う。

 ここのところは、ミスリル製の馬車を作る作業もしている。

 並行してお店の建設もしていた。

 その前にしたのがコーヒー農地だ。

 王都から持って帰った豆を植えてあった。

 数日が経ったから、農地に行ってみたいものだ。

 そこで農地で働くメヌエットを誘った。


「メヌエット、新しいコーヒー農地の様子を見たいので行こうか」


「行きます。コーヒーは未知の農産物です」


「俺にも未知だ。コーヒーの木は熱い地域で実るものと思う。俺もはっきりと確認はしてない。少ない情報では、熱い地域でしか育たない種類だろう」


「領地の温度はそこまで熱い地域ではないです。そうなると、育っていない可能性もあるということですね」


「俺も自信はないんだ」


「町長のミスリル農具で作った農作物に失敗はなかった。すべて成功してます。今回は初めてのピンチ」


 メヌエットと農地に行く。

 不安はあった。

 失敗する可能性は半々かなと思った。

 しかし到着すると、コーヒーの農地には木がなっていた。

 びっしりと木が!

 全然心配要りませんでした。


「見てください、もの凄い数の木が茂ってますよ!」


「コーヒーの木だな」


 農地には植えた豆の数だけ木になって成長していた。

 普通は10年くらいは成長するのにかかるはず。

 


「やりましたあああああ!」


「わあああああああ~」


 メヌエットが喜んでいた。

 俺もびっくりする。

 思わずメヌエットが嬉しさで俺に抱き着いてきた。


「苦しいです」


「ああ、ごめんなさい、苦しかったですか」


「大丈夫だ。実がなっているかも確認しないとな」


「木が育っていてもコーヒーの実が重要ですもの。実がなっているかです、どこかな」


「えっと、木の枝になっていると思うけど」


「私が見る。町長の肩に乗っかるけどいい?」


「俺の肩にかい、いいけど」


 メヌエットは俺の肩に乗って木の上の方を見たいと。

 出来ないこともないので、俺は肩にメヌエットを乗せた。

 女性だから体重は軽いと思うので。

 メヌエットのお尻の感触が肩に触れる。



下にある☆☆☆☆☆に


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