『錬金988話 馬車を作る』
『錬金988話 馬車を作る』
金属には種類がある。
一般にも普及していて、安価な金属は、銅がある。
安いので色々な物に使われている。
安いのであるが耐久性は低い。
その為、銅の道具は普及するも壊れやすい。
鉄は銅よりも値段は高い。
しかし銅よりも耐久性が強いのが特徴であるので、貴重さはある。
欠点もあり、鉄は強いのだが、重量が重いのだ。
その為、鉄の道具は重いので、動かす物は使いにくい。
剣や防具にも使われる。
他には金、銀、もある。
これは軽くて強いのだが、貴重さが高い。
特定の場所で採掘されるものの、数は少ないから、とても高価となる。
アクセサリーなどにも使用される。
他には、魔物から取る素材もある。
牙や爪などを加工するもの。
これは加工には技術がいる。
最も高価な鋼材にはミスリルの他にはアダマンタイトというのもある。
これは希少性が高いとされるも、ミスリルに匹敵する能力があるとされる。
ミスリルも希少性が高い。
そのため、高価でほとんど流通されない。
だけど、迷宮で大量に掘れて採掘しているので、たっぷりと使えるのだ。
しかも恐ろしく軽いのも特徴だ。
馬車に使われることはない。
現在使われるのは鉄だろう。
しかし鉄は強いけども重いので、馬に負担がかかる欠点もある。
ミスリル製なら馬への負担は格段に減らせるのは可能だ。
馬車の重量を格段に減らせるので、その分大きな馬車にも出来ると考えている。
作り初めてから最初の一台が完成した。
記念の一台だ。
「ミスリルの馬車ですね」
「うん、全体を全てミスリルで作ってみたから、強い。みんな入ってみてくれ」
「よし、入ってみよう」
「どれどれ、第一号はどうかな」
「うん、しっかりしてますよ。中も広い。多くの人が乗れそう」
「大型の馬車って感じ」
「大きめに作ってある。ミスリル合金が軽いので、馬車の重量は普通と馬車よりも軽いと思う。馬に来てもらい、実際に走ってみよう」
馬車部分は完成した。
後は実際に馬に引っ張ってもらい走れるかだ。
走れなければ意味がないです。
馬を連れてきて馬車を引いてもらった。
乗っているのはスイやリアだ。
俺が馬を操縦する。
「さあ、フランツ、走ってみて!」
「いいわよ!」
「よし、馬に引いてもらうぞ」
馬を歩かせてみた。
大きな馬車だけに不安はあったが、ゆっくりと馬車は走る。
「走ります〜〜わ〜〜〜!」
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