表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

980/1066

『錬金980話 牧草地を見学する』

『錬金980話 牧草地を見学する』


「王都の肉屋に見てもらったことがある。そしたら絶賛されたよ。王都でも最高級だと」


「そんなわけない。王都には一流の高級品肉が集まる。始めたばかりの牛が高級品であるはずない」


「食べれば納得するよ」


「いくらでも食べられる」


「それはモフルンだけ」


 王都にも通じたのは信じてくれないか。

 やっぱり肉は食べないとな。

 頭で理解するよりも、舌で感じる方が早いだろう。


「しかもリザードマン族は、魔族だろ。魔族の住人も増やしているのか」


「リザードマン以外にもいる」


「迷宮に多くいる」


「迷宮? なんだ迷宮て、ダンジョンはこの地域にはないのは確認している。大嘘だ」


「ありますよ」


「ない! 騎士団の情報を甘くみるな。国内のダンジョンは危険度でランクされる。この辺境の地域にはダンジョンはない。騎士団長の私が言うのだから確実だ」


 ルーリンは自信ありで断言した。

 普通のダンジョンはないのは当たっている。

 しかし町にあるダンジョンは調査されていないものだ。

 ルーリンは知らないと思う。

 牛も見せたので牧草地から去った。

 町の施設はだいたい見て体験してもらった。

 こう見ると最初の頃から発展したなと思う。


「魔王、次の施設に向かおう!」


「もう、見ただろう。町長、終わりでいいよな見学は?」


「終わりか、やっと。もう俺は見学しなくていい。町の全部が王都には驚異だとわかったからだ」


「まだあるよ」


「えっ、フランツの家とか?」


「俺の家を見学しても意味はないよ」


「他にあるかな、わかった、モフルンのお母さんを紹介していない」


「紹介してないわね」


「しなくていいだろう。フェンリル族の女王だけどさ」


「何! フェンリル族の女王まで住んでいるのか。それは聞いてないわ!」


「女王が住人になったのは、この前だから。最近だ。フェンリル族は、全員が住人になった」


「なんだと!」


「私は娘のモフルンです」


「娘がいたのか!」


「国王によろしく」


「よし次の見学に行こうか。まだ重大なのをみんな忘れているよ。幻魔迷宮をな」


「あれ、見せるのですか、まあ町の領地内にあるしね」


「そうですね、同じ住人ですものね」



下にある☆☆☆☆☆に


★応援してもらえると嬉しいです。


ランキングに入れるように頑張りたいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ