『錬金953話 ギルドマスター視点 スイを狙う』
『錬金953話 ギルドマスター視点 スイを狙う』
スイを一人にしたのがフランツのミスだ。
失態だ。
甘いなフランツ君、俺を甘く見たな。
元冒険者として、ターバンド国の領土を守った俺を。
俺の実力をな!
俺はスイに接近した。
「おいスイ」
「えっ、あなたはタップ。何しているの。もしかしてタップも女の子の服を買いにきたとか。げげ、そういう趣味があった?」
「あるか!」
「じゃななぜこの店に、やっぱり少女が好きな趣味」
「だから俺は少女の趣味はない! 違う、俺はお前に用がある。店の外に出ろ」
「いいわよ」
スイはお店の外に出た。
俺の言うのを聞いたのは怖いからだろう。
「ふふふふふ、スイよ、俺の為にちょっとだけ縄で縛るからな」
周りの人は怪しむことはない。
俺がギルドマスターと誰も知っているので、拘束すれば、この女が犯罪者と思うからだ。
ふふふふふ、縄で拘束するのはたやすい。
俺は元最高ランクの冒険者だ。
「何をする、私を縄で、拘束する気?」
「そうだ。お前は俺に拘束される。そしてフランツは俺には逆らえなくなる。いいな、拘束されろ。命令に逆らえば、反逆者としてお前をこの場で痛いことをする。嫌だろ痛いのは、だったら俺の命令に従え」
これでスイは怖がって俺の命令に従う。
逆らわなければ、俺は暴力はしない。
俺は平和主義なのさ。
「縄、拘束、やっぱり変態趣味、私がメイド服起を着ているから、興奮しているのだな。そして拘束して家で私エロいことをする気だな、なんて外道だ。フランツ様を追放しておいて私には変態的な行為をするとは許せないです」
なに?
俺が変態とか言ったか。
なにか勘違いしているよな。
俺は違うぞ。
変態ではないぞ。
なんだこの女、魔力が高い!
極めて高い魔力を持っている!
今までは魔力を隠していた。
俺にもわからない量まで減少させていたのか!
しまった、こいつはただのメイドではない。
家の家事をする者ではない。
俺に攻撃?
まさか、俺も攻撃だ。
危険だ、攻撃する!
「スイ、てめえは冒険者か! 魔族か! 俺の攻撃で静めてやるううううううう!」
俺はスイの腹にめがけて攻撃を打つ。
「私とヤル気ですか。。ちなみに魔族ではない、私は魔竜アイスドラゴンですので、そこはお間違えの無いように、魔竜の怒りを受けよ、暴竜の水風!」
「あああああああああああああああああああ~~~~」
「飛んでいけええええええええええ!」
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