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『錬金951話 タップに会う』

『錬金951話 タップに会う』


 飲食店にいる。

 少ししてスイが俺に聞いてきた。


「フランツ様、私は王都の町を見てきたいです。服屋だったり、アクセサリー店とかもあるし、いいかな」


「いいよ、見てきなよ。俺はこの店にいる」


「私もいます」


 マーヤも俺と同じく店に残ると。

 スイは色々と見たい店があるし、俺がいると不自由だろう。

 一人でいいよと言った。

 喜んで飲食店から出て行った。

 迷子にならなければ大丈夫だ。

 スイがメイド服を着ているからと言って、ナンパは止めた方が懸命。

 スイの反撃にあう。

 それにしても偶然にタップにあったが、ケガの火傷は完治していた。

 おそらくは回復薬か回復魔法で治癒してもらったのだろう。

 冒険者ギルドは燃えているのは見たから、まだ復旧工事中と思う。

 王都の町はカエンが以前に竜の状態で暴れて破壊したのは、まだ工事中だった。

 この分だと当分は工事するようだ。

 一年とかそれ以上かかるかもな。

 話してわかったことはタップは、俺に暗殺者を雇っていたのは間違いない。

 そして暗殺者を雇ったのは騎士団に隠したっぽい。

 隠したならば、国王や軍師は知らないとなり、タップが単独でやったと思う。

 軍師の命令でやったのかなとも考えていた。

 タップが俺を暗殺する勇気があるとは思えないからだ。

 だけど軍師の命令ではなかった。

 タップが単独でやった行為だった。

 騎士団には隠したのが証拠だ。

 火傷したのは、ギルドにいて火事を起こしてしまったとか、理由をつけたのだろう。

 不注意で火事を起こしたなら、それ以上は軍師や騎士団から追及はされないと思うから。

 俺の予想が当たっているなら、タップの自業自得ってやつだ。

 しかしタップが俺に敵意を持っているのも確かだ。

 グラティアスもそうだが、俺を追放した勇者パーティーと、ギルドマスターは国王から厳しく避難されていた。

 ようは、なぜ俺を追放したのかと。

 追放しなければ、俺は王都にいたかもだし、勇者パーティーにもいたのだ。

 そしたら辺境の領地にも行くことはなかった。

 全部、グラティアスとタップが原因だろうと追究されていた。

 だからか、俺に対して異常なまでに恨んでいる。

 その恨みが、暗殺者を雇う理由だとしたら、面倒だな。

 俺が辺境にいるかぎり、恨みは続く。

 まいったな~~~、面倒だなあ~~。



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