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『錬金948話 タップに会う』

『錬金948話 タップに会う』


「この人がフランツ様を追放したのですか。むむむう~許せないですね。麺を食べてる場合ではないですね」


 スイは俺の話を聞いて、タップに敵意を出す。

 追放したのは許せないという態度だ。


「俺が許せない? この女は俺がギルドマスターだと言う意味がわかってないようだぜフランツ。この国の冒険者のトップに俺はいる。勇者パーティーも他のパーティーも全部だぜ。隣にいるバカなメイド服を来た女の子に教えておけ。俺に逆らうと冒険者を全部敵に回すのだとな、あはははははは」


 スイをメイドだと思っている。

 まさかカエンと同じく魔竜だとは思っていない。


「後で教えておくよ、その前にタップに聞きたい。俺が前回王都に来た時の話。俺とカエンとトラムが国王と対談した。そこにタップも勇者パーティーも軍師もいた。騎士団もか。その夜に俺は暗殺者パーティーに襲われた。宿屋に寝ていたら襲われた」


「へ~~~暗殺者に? 知らんねえ話だ。生きていて良かったな。でも盗賊とか強盗じゃなねえの」


 知らない振りをするタップ。

 あくまで知らないからという考えだ。


「知らないのだな」


「知らないし、なぜ俺がフランツの宿に暗殺者を送るのだ。あり得ないぜ」


「そうか、知らないか。カエンとトラムはその暗殺者を逃がした。数人が逃げて行ったのを追った。するとそいつらは冒険者ギルドの建物に入ったのを確認した」


「知らない、俺は関係ない、その暗殺者ってのは偶然にギルドに逃げて来たのだろう。そしたらカエンが来て、いきなり炎の攻撃をしてきて、ギルドは燃やされて俺も燃えた。つまりは俺は完全に被害者だ。どう責任を取ってくれるのだよ!」


 めちゃくちゃな理由だな。

 自分は正しいという話に無理矢理に持っていったのは驚いた。

 よくも言えるよな。

 そういうズルいところがあるから、ギルドマスターにもなれたのかもなと思う。


「フランツ様に責任を取れて、こいつは殴ったほうがいいですよね」


「あはははははは、メイド服の女の子に俺が殴られたら大恥だぜ。ギルドマスターとして笑いものだ」


「わかったよ、あの暗殺者はタップとは無関係なんだな」


「そうだよ、まああカエンと言う女が燃やしたのは黙っていてやるよ、そこは俺の優しさだ。騎士団ルーリンが来て俺は質問されたよ。何があったかとな。俺は優しさでカエンと言う女のことは言わなかったよ。黙っておいた。俺って優しいだろ」



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