『錬金946話 王都で飲食店に』
『錬金946話 王都で飲食店に』
宿はあっさりと決まった。
もう他に俺がすることはないと思う。
先生は決まり宿も決まった。
食事は用意してくれるので、楽だな。
これで生活していける準備はいい。
「スパルネ、食事もこの宿で用意される」
「はい、了解です」
「楽しみです」
「どんな料理だろうね」
「それでは俺とスイは王都から去るよ。後はスパルネ達で生活するんだ。いいね」
「はい、大丈夫です」
「もし困ったらメルエ先生に言いなさい。そしたらメルエが商人マーヤに伝えることにしよう。マーヤが俺に伝えるから」
「そうですね、問題があったら伝えるのがいいです」
宿でスパルネ達と別れた。
先生のメルエとは家で別れていた。
俺とスイとマーヤは去ることにした。
スパルネ達と別れると、安心する。
ひと仕事した感じで疲れた。
「スパルネ達が上手くいくといいです」
「きっと技術を得て帰ってくるさ。それまで気長に町で待とう」
「町に帰ってきたら、服を作って欲しいわ、このメイド服みたいなの」
「スイは気に入ったのか、ずっとそのメイド服のままだな」
スイはメルエの家で着替えてから、メイド服だった。
最初に着ていた服は持っている。
よほど気に入ったみたいだ。
王都の中心をスイとマーヤと散歩する。
特にスイは楽しそうです。
飲食店も多い。
様々な人種がいる王都。
飲食も豊富である。
「うわあああ~ご飯も美味しそうです。王都に来たからにはご飯を食べて帰りたい」
「いいよ。マーヤも一緒に食べに行こう」
「マーヤ、あれはどう?」
「麺のお店です、私は麺は好きですね」
「麺で決まりだな」
麺のお店だ。
この世界にも麺の食文化はあるので助かる。
日本でも麺は人気だが、この世界も同じです。
店内でメニューから3人とも同じ麺を注文。
ラーメンに近い料理だ。
醤油に近いものがあるのだ。
「楽しみです」
注文して待っていると偶然だった。
店内には、俺の前に知っている人物がいた。
ええっ、あれはタップじゃないか?
向こうも俺と目が合う。
じっと俺と見つめ合った。
「あああああ~~~フランツ!!」
「タップ!!!」
「なぜ王都にいるんだ! 村に帰ったはずだろう。ルーリンからは帰ったと聞いたぞ」
下にある☆☆☆☆☆に
★応援してもらえると嬉しいです。
ランキングに入れるように頑張りたいです。




