『錬金945話 服飾の先生メルエに会う』
『錬金945話 服飾の先生メルエに会う』
先生の授業を受けると決まった。
次は王都に宿泊する宿だ。
学生が地方から別の県に移住する際には家賃は必要経費です。
かならず必要な資金となる。
3か月と決まったから、その期間はずっと暮らせる宿を探そう。
王都なので宿屋は豊富に存在する。
スパルネ達も一緒に外に出てさがす。
「王都には宿は多いですか」
「多いよ、冒険者が短期間泊まることもある。別の町から旅行に来る人もいる。仕事で一日だけ宿泊する場合もあると思う」
「3か月泊まる宿があるかしら、ここはどう、宿屋って看板が出ている」
「いいね、入ってみよう」
スイが直ぐに宿屋を発見した。
看板が出ていた。
考えるよりも店主に聞いてみよう。
宿屋に入った。
店主と挨拶をして、話の内容を伝えた。
内容は5人で宿泊、3食食事付き、期間は3か月。
この条件で相談する。
「今は部屋は空いてますので、宿泊できますよ。5人部屋はないですが、2人部屋と3人部屋がございます。食事は3食ご用意します。期間は3か月でも大丈夫ですけど、部屋を確認してみますか」
「見せてくれ」
「どうぞ」
店主に部屋を見せてもらった。
スパルネが気に入ればいい。
値段はこのランクの宿なら宿泊代金は払える。
余程の高級宿でないかぎり。
ランクはあるけど、王都でも高級宿の場所は決まっていた。
高級な報酬のもらえる人物しか行かない地域だ。
ここらへんは特に貴族や金持ちがいる地域ではないため、俺の財布が破綻することはない。
「わあああああ、良い部屋だわ」
「ベッドもある。ここでいいよ!」
「町長、この部屋がみんな気に入ったようです。どうでしょうか」
「スパルネが良ければこの部屋で決めよう。期間も大丈夫だしな」
スパルネ達はとても気に入ったらしい。
ベッドで寝転んでいたり、椅子に座ったりしている。
店主は男性であるが人柄もよさそうだし良いでしょう。
「店主、ここと隣の部屋の二つの部屋で決めたい。期間は3か月だ。代金は今日、全額支払う」
「ありがとうございます。食事は嫌いな料理はありますか。例えば肉や魚がダメとか。野菜で食べられないのがあるとか」
「無いと思う」
「わかりました。それでは契約所にサインを」
店主とは契約書にサインをした。
3か月分の代金も払った。
資金は村の時に稼いだ資金があった。
農作物とビールを売った金があったから、それを使う。
大金ではあるが、今の俺には十分に支払える金額だった。
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