表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

932/1066

「錬金932話 勇者視点 谷で迷って帰れない」

「錬金932話 勇者視点 谷で迷って帰れない」


 辺境の谷にいた俺。

 フランツらは、俺との戦いをせずに逃げて行った。

 ざあまみろ!

 やっと俺の強さがわかったか、あははははは!

 俺の強さに怖くて退散したは最高だった。

 魔王ストラマーベルも大したことない。

 余裕で覇者の剣で切ってやったぜ。

 もう何も怖くはない、クククククククク。


「見たか、俺の勇者の姿を! クククク」


「敵の錬金術士とか魔王も逃げて行った。凄いぞ勇者!」


「やっぱり勇者だ!」


「勇者、勇者、勇者!」


 勇者コールだ。

 これだよ、俺が求めていたのは。

 ミーシャとフィーネルも俺お復活した姿にほれぼれするだろう。


「覇者の剣だと変わるな、別人みたいに強くなった」


「うん、別人」


「違う! 別人言うな! 俺の本当の強さだ。クククク」


「わかった」


 納得したのか。

 三賢者はわかっただろう。

 グラーがいる。


「グラーよ、俺の強さを見ただろ、クククク」


「覇者の剣が凄い。でもグラティアスの強さも認めるよ」


「うん、それならいい」


 グラーはわかってくれた。

 まあいい。


「グラティアスに聞く。敵が去った。逃げたのか。それに神殿から覇者の剣は取ったわけだ。俺たちの当初の目的は達成だ。国王も喜ぶ。フランツという邪魔がきたのは余計だったが」


「達成だ」


「達成した。谷の上に戻ろう」


「うむ、戻ろう。戻ったらジャカラン国に帰る」


 グラーからはとりあえず谷の上に出る。

 そしたらジャカラン国に帰るよう指示があった。

 問題はない。

 俺としては覇者の剣さえ入ればいい。

 今まではターバンド国の元で冒険者ギルドに属していたが、ジャカラン国にいく。

 谷を降りてきたのを逆に戻ればいい。

 来た道を戻るだけだ。

 来るよりは簡単だろう。

 谷の道を歩く。

 しかし結構歩いたが、いっこうに谷の上まで上がれない。

 おかしいな、、、。

 まだ着かないのか。

 

「変だな、もう着いても良いころだ。かなり歩いたぞ」


「グラー、どうなっているの?」


「わからない、迷ったか」


「迷っただと?」


「道が複雑でわからない」


 確かに道は複雑だった。

 来るときは気づかなった。


「来るときは霧があった。霧が少しなくなった。実は道は迷路みたいよ」


「迷ったぞ」



下にある☆☆☆☆☆に


★応援してもらえると嬉しいです。


ランキングに入れるように頑張りたいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ