『錬金921話 美魔女料理バトル』
『錬金921話 美魔女料理バトル』
そこで美魔女3姉妹のタンパは説明する。
「皆さ~~ん、お待たせです~~~、これが最後のメニュー、魔族流アイスクリームですわ」
「アイスクリームか!」
「名前は聞いたなあ、初めて見るぞ!」
観客は疑問に思う。
やはり見たのは初めてが多かった。
人族の料理にはあるので、俺は王都では食べていた。
王都や人族の町に住まないと、知らないのだった。
「フェンリル族は食べていたのかな?」
「我らはジャカラン国の王都にいた。人族の料理は食べていたので、アイスクリームは知っている。ジャカラン国のアイスクリームは一流だったらしい。アイスクリームの評価も有名だった職人がいた。その職人が作ったのを食べた。それには勝てないだろうな」
女王達はジャカラン国でアイスクリームを経験済みだった。
ジャカラン国の国王と元は仲が良かったのだから、食べていても驚かない。
ハンバーグと同じだろう。
「ふふふふ、ジャカラン国のと同じにするな女王さん。このアイスクリームの原料は先ほど食べた牛肉のハンバーグの牛の牛乳だ。町にある牧草地で育った牛。最高の品質である。リザードマンの牛だ」
「ううう先ほどの牛肉のと同じ牛か。食べてみるか、うおおおおおおおお、ミルクの味が濃いわああああ!」
「濃厚ですうううう~~~~」
「ジャカラン国のよりも濃厚でうま味がすごい!」
「あははははは、どうです、魔族流アイスクリームの実力よ」
タンパは勝ち誇った。
味は絶品だったらしいのは女王らの顔でわかる。
もう幸せそうな顔だ。
フェンリル族の笑顔を見て、観客席もため息が出る。
スイが口を開けて、
「食べた~~~~い」
観客席は食べたい気持ちはあっても食べることはできない。
これは大食い料理バトル。
対決中なので、手出しは禁物なのだ。
スイといえども、食べるのは我慢。
でも問題はこの後だ。
先ほどの焼き飯を全部食べたのが胃に残っていると思う。
最初の時のような空腹ならいいが、もうお腹は限界近いはずだ。
一口目は美味しいと言っていた。
しかし直ぐに手が止まりだす。
200人分は多いのだ。
これはキツイな。
全部は女王もモフルンも無理に思える。
下にある☆☆☆☆☆に
★応援してもらえると嬉しいです。
ランキングに入れるように頑張りたいです。




