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『錬金914話 美魔女料理バトル』

『錬金914話 美魔女料理バトル』


 思わずお互いに顔を見合わせるフェンリル族。

 予想以上の美味しさだったのだ。

 タンパが薄っすら笑っていたのは、きっとこうなると思っていたのだ。


「ただ量が多いぞ。めっちゃ美味いが大食いバトルだ、みんな味わっていられないぞ!」


「食べるぞ!」


 ガーター師匠も食いつく。

 トマトサラダは軽い料理とはいえ、量はある。

 ボリュームはめっちゃあるのだ。

 もう俺ならこのサラダでお腹いっぱいだろうな。

 それくらいはボリューム感がある。

 俺は皿を片づけて、次の料理を運ぶ。

 忙しいぞ。

 とても料理バトルを見て楽しむ余裕はないです。

 キッチンでシェフィールから渡らされたのは、次の料理だった。


「町長、トマトサラダの次はね、タマネギスープよ!」


「タマネギスープだ、美味しい香りだ!」


「町長は飲んだらダメよ」


「はいよ」


 タマネギスープを運んだ。

 美魔女タンパから紹介される。


「さあ、次の料理は農地で取れるタマネギを使った魔族流タマネギスープです!」


 魔族流タマネギスープをフェンリル族の前に並べる。

 30人分あると、けっこうなスープ量だ。

 よくこれだけのスープを作れたなと関心した。


「、、、スープって、、、飲み物だろ」


「トマトサラダが量はあったから期待したが、飲み物かよ、、、」


 前菜のサラダに続いて軽い食事なので、がっくりとする声だった。

 ただこれはただのタマネギスープではない。

 タマネギは農地の特産品だ。

 味は最高のタマネギ。

 そこらの飲み物とは違うと思うが、フェンリル族はどう思うかだ。

 一口飲むと、


「、、、、ううううおおおおおおお、タマネギってこんなに上手いのか!」


「飲んでみろよ!」


「すげええええ! いくらでも飲めるぜ!」


「女王、どうですか?」


「美味いな、、、スープってこんなにも美味かったのか。ジャカラン国にいた時は美味い料理は食った。だがジャカラン国の料理を遥かに超えている、、、これが魔族流なのか、、、それと農地の野菜なのか!」


 女王も驚いて飲む勢いが止まらない。

 200人分の大量のスープなのにあっという間に無くなった。

 まるで水を飲むように飲んでしまった。

 美魔女タンパはまたもニコリとはにかむ。



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