『錬金910話 美魔女料理バトル』
『錬金910話 美魔女料理バトル』
おいおい偉いことになったぞ。
魔族の3姉妹とフェンリル族が対戦かよ。
「町長も出場するの?」
「俺は人族だ、今回の戦いは不参加する」
不参加します!
小食なもので。
胃が小さいです。
「町長は不参加か。モフルンは?」
「モフルンならイケるわ。私の中でも大食いだし、負けないで!」
「うん、出る。母さんも出るだろうし!」
「モフルンは決定ですね」
「コメ料理なら食べたい!」
「カエンはフェンリル族ではない。出場資格がないですよ」
「ないの~~~」
「コメならカエンはイケそうだけど、残念。カエンは魔竜の大会があったら頑張りな」
「コメが、、、」
「普通にご飯あるから大丈夫だよ」
「それで条件があるのは、フランツが決めるのよね」
「俺がか、、、そうだな、要はだれだけ食べられるかだろ、、、30人いるなら、200人分でどうかな。200人分の料理を食べきったらフェンリル族の勝ちとする」
大食いバトルのテレビなんかだと、一人で3キロとか4キロの量を食べてるのを見た。
それからして一人が7人分くらい食べきれたらと考える。
30人を7倍すると210だからという単純な理由だ。
いいかな、こんな単純な計算で。
「200人ぶん!」
「200人分の料理を食べきれるの!」
「ちょっとご主人様、多くないかな、負けちゃうかもよ?」
「負けてもいいよ、別に面白ければさ。これは3姉妹なりの歓迎会なんだよ。彼女たち流の歓迎だと思う。だから少しくらい多くても、見ている方は面白い」
「ふふふふふ、さすが町長。わかっている。料理バトルは戦いではあるが、エンタテイメントでもあるのです。魔族の我らと伝説のフェンリル族による、胃袋対決なのです。我らも町長の条件の200人分というので受けよう、さああ200人分作るぞ!」
タンパは腕を組んで条件を受けた。
ヤル気満々です。
「決まりです!」
「魔族の恐ろしさを知るわよ!」
「負けるものですか!」
こうして3姉妹とフェンリル族の戦いは決まった。
でも女王にはまだ言ってないよね。
いいのかな。
女王に伝えるためフェンリル族の人に家に来てもらった。
そこでモフルンから説明した。
「そういうことで200人分の魔族料理を食べるバトルが決まったの。お母さんもガーターも出場選手ですのでよろしく」
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