『錬金903話 回復薬を作る』
『錬金903話 回復薬を作る』
マニクリエは笑顔であったが、俺とサザンは驚がくでしかない。
想像を超えていました。
「これ、、、地上の農地よりも広くないですか」
「うん、広いかもな」
「全部ホーリーミントなら、町長が土をミスリル農具で掘ったからでしょう。それが魔界樹に影響してホーリーミントは成長したと思う」
とにかくホーリーウィッチ族の集落に行くとなった。
マニクリエに連れられて集落へと。
ホーリーウィッチ族が多く居て、俺とサザンも見ると、
「ようこそ!」
「魔界樹をみてよ、元気になったよ!」
ホーリーウィッチ族が微笑ましい。
魔界樹は一族にとっていかに重要な木だったかが伝わる。
魔界樹は俺が見ても、以前に来た時より元気に見える。
触ってみると幹もいいし、枝も伸びていた。
歓迎されつつ、マニクリエが薬草の調合する施設に案内してくれた。
そこはテーブルが並んでいた。
多くの人がいて作業中だった。
ホーリーミントが加工されている。
「収穫したホーリーミントです。これを調合すると回復薬になるの」
「ホーリーミントを潰したりするのは、知識があるのですね」
「あります。一族にはホーリーミントを回復薬であるホーリーにする知識がが古くから伝わっているのです。知識だけでなく調合スキルがあります。これがホーリー薬。皿で細かく砕いて、調合スキルでホーリーミント、水、幼虫、ハチミツを調合。これで完成です」
ホーリー薬は液体だった。
今まで王都や町から購入してきたのも同じ液体で小さな瓶に入っていた。
回復薬としては一般的な形です。
「俺も回復薬は持っている、購入したので、ヒール薬だ」
「ヒール薬はホーリー薬と同じ液体ですね。町長は町で買ったのですか」
「町で買った。ヒール薬は一普及している回復薬だな。その分値段も安いし、回復してくれる効力も弱めだ。まあ値段と効力は合っている」
「ヒール薬の上のランクの薬はありますか。我々は人族の回復薬を知りません」
「あるよ、一番低い効力から、ヒール薬、ハイヒール薬、メガヒール薬とある。ヒール薬はまだ初級者の冒険者には必須の薬。体力が減少しやすいし、減少したら直ぐに使用する。魔物との戦いに行く際には必需品だな。次にハイヒール薬はヒール薬よりも効力は大きい。体力が増えた冒険者が回復するのに重宝される。中級の経験を積んできた冒険者が購入する。その分値段も高めだ。中級冒険者になってくると資金も溜まってくるので、高い値段のハイヒール薬も購入はできる。ダンジョンなどに行く際には特に重宝される」
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