『錬金009話 伝説の竜』
「なぜなら、我ら魔竜は負けないのが当たり前である、ただしもし、もし負けた時は、その者をご主人様とする風習があるのだ。フランツどの、私のご主人様になってください。よろしいかな?」
「いきなりだが、俺の仲間になるのは構わないけど。俺は現在どこのパーティーにも所属していない、自由の身だ。仲間になるかい?」
「お願いしますフランツ様。私はフランツ様の仲間になります」
まさか仲間ができてしまったわけで、するとアイスドラゴンは、急に小さくなっていくと、姿か変化していった。
どんどんと小さくなり、ドラゴンの姿から人に変化していき、美少女の姿へと変わった。
なんだこれは、美少女に変身できるのか、便利な能力だな。
「変身できるのかい?」
「はい、ドラゴンの姿から人族の姿になります。これはフランツ様をご主人様とするためです。そうするとドラゴンは姿が変わるのです。知りませんでしたか」
「知るわけない!!。俺はドラゴンの友達とかいないからな。ドラゴン族の変身する体質とか、ご主人様になる風習とか知らんよ。だが仲間になったからには、俺と冒険するのだがいいの?」
「はい、フランツ様と冒険します!」
アイスドラゴンは笑顔で冒険すると返事をした。
髪の毛はアイスドラゴンと同じ青いようで可愛いね。
服は着ているが、防具のようで、竜の模様がされており、とても似合っている。
「人の姿になったのは驚いたな。そしたら一緒に冒険していくにあたって名前がいるよな。アイスドラゴンて呼ぶのもいいが、不便もあるしな。どうしたらいいかな」
「フランツ様が決めたらいいですよ。私はフランツ様が決めた名前を受け入れます。どうぞお好きな名前をつけてくださいませ」
俺に名前をつけてくれと言ったが、こういう名前をつけるのは苦手だよな。
犬や猫に名前をつけるのとは違うだろうし、あまり変な名前をつけて嫌がられても困るしな。
そうだな、アイスだし水や氷の青いイメージからスイはどうかな?
「スイはどう?」
「スイ、スイ、スイです!! 私はフランツ様のスイになります!!」
「良かった! 気に入ってくれたのだな。じゃあ決まりだな、スイ、よろしくね」
「よろしくお願いします、フランツ様」
フランツ
種族 人族
年齢 17
職種 錬金術士
スキル
剣術F 物理攻撃耐性F 魔法攻撃耐性F 身体強化F 鑑定F 話術F 付与F アイテムボックスF 採掘F 採取F 狩猟F 飼育F 園芸F 栽培F 畜産F
装備
ミスリル剣 伝説級
ミスリル靴 伝説級
ミスリル鎧 伝説級
ミスリル小手 伝説級
ミスリル首飾り 伝説級
ミスリル指輪 伝説級
錬金術
錬金結界 伝説級
鉄打ち 伝説級
ミスリル壁 伝説級
鋼鉄爆破剣 伝説級
スイ
種族 魔竜アイスドラゴン 伝説級