『錬金899話 フェンリル族用の家を建設する』
『錬金899話 フェンリル族用の家を建設する』
「それじゃあ私は木材を切って、建設用に用意する。ミスリルノコギリがあるから、直ぐに用意する」
「頼むよ」
「私も手伝うわ、リアだけでは大変です。木材を運んだりとかね」
「モフルンか。女王も住む家だから、モフルンが一番嬉しいだろう。頑張ろう」
「うん、立派な家をね」
モフルンが作業に加わると志願。
次に木材が用意できしだい、建設地に着工だ。
こうして町になってから最初の大仕事が開始された。
やがてリアの木材が運ばれた。
建設地に運ばれると、建設開始だ。
「さあ、建設する!」
「ガーター師匠は腕力があるから作業が早い」
「当たり前よ」
「腕力だけはある」
「おい女王、腕力だけって酷いぜ!」
「あははははは」
「ガーター師匠は腕力だけって!」
「トラム、お前は今度はたっぷりと訓練だな」
「ええええええ~」
建設は進む。
木材が組まれていく。
それをスイと魔王ストラマーベルが一緒にミスリルネジで止める。
カエンと蜘蛛族が一緒に木材を運ぶ。
サティロス族も来てくれた。
サティロス族は今日は酒は飲んでいないよな。
仕事は酒作りだが、今日は家作り。
サティは俺に、
「家を作るのはビールを作るのと違い、大仕事だな」
「大きな家を作る予定ですからね。大変ですよ。ビールは飲んでませんよね」
「飲んだよ」
「飲んだのかい!」
「サティロス族は、朝ご飯からビールだ」
「あああ、そうか、、、」
聞いた俺が悪かったか。
家は一日では終わらずに、数日かけて建てた。
さあ、完成だ!
気に入ってもらえると嬉しいです。
完成した家を前に、住人が集まった。
「完成です!」
「女王の家だ!」
「立派な新築だな!」
感動してみんな家の前に立っている。
「ありがとう、新築に住むのは生まれて初めてだ。とても立派だな」
女王は家を見て感動してくれた。
フェンリル族も笑顔だ。
モフルンは女王の横で笑っていた。
「中に入ってみてよ」
「おおおおお~~~~凄い。私はここに住んでいいのか?」
「どうぞ、ちなみにテーブルと椅子とかの木工品はリアが作りました」
「ありがとうリア」
「ばっちりですから!」
下にある☆☆☆☆☆に
★応援してもらえると嬉しいです。
ランキングに入れるように頑張りたいです。




