『錬金898話 フェンリル族が村の住人に』
『錬金898話 フェンリル族が村の住人に』
「さらにもう一つ報告があるんだ。今までは辺境の村としてやってきた、みんなのおかげだ。俺だけの力では不可能だった。人口が30人も増えたことで、村から町に昇格させると決めた。今日からここは辺境の町です!」
「いいぞ~~~~町だあああ」
「町長おおおおお~~~~」
「もっと大きくしていこう」
「町長さん、頑張れ!」
寛大な祝福を受けた。
俺は祝福に手を振った。
こんなにも祝福された経験は人生でなかった。
日本に住んでいた頃は、歓迎やら祝福とはほど遠い生活。
荒れ地だったところから、ここまでこれたのに自分でも感動した。
よ~~し女王の家を作らなくちゃな。
女王の紹介と町に昇格した話を終えた。
それからは、手の空いている人は建設に参加協力を募った。
募集したところ多くの住人が協力をすると来てくれた。
建設は大変だから、人の手は多いほどいい。
俺は建設する予定地を決める。
家のある土地はまだ空いていたので、そこに建設予定地に決める。
十分な広さの家が作れそうだ。
家のデザインは他の家と同じファンタジー風な建物にしたい。
使うのは木材は大量に使用する。
それとミスリルの素材で補強する。
補強にはミスリルネジ、ミスリルドライバーも用意だな。
多くの作業者が使うので、ミスリルドライバーは多く錬金術で作ってあった。
工具がないと進まないから、用意しておいて正解だ。
ミスリルネジも合わせて用意しておく。
重要なのは木材であり、リアが担当する。
リアに聞いてみると、
「木材はどうかな、在庫はあるかな」
「ほとんどありません」
「えっないの!」
なんと木材がないという返事だった。
木材は必須だから、至急お願いしたい。
「ないのです、だってフランツからさ、木材で食堂に置く椅子とテーブルの注文があったでしょ。それを作っていた。そこで木材は倉庫にはなくて、全部使い果たしてしまった」
「そうか、俺がリアに注文したのがあったな。ゆっくり作成していいよと言ったな俺が。今思い出したよ」
自分で言ったのを忘れていた。
確かに注意していた。
食堂にいるサラから言われていた注文。
足りないからねと言われた分か。
そしたら木材は切るところ始めるようだな。
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