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『錬金890話 フェンリル族の過去の話』

『錬金890話 フェンリル族の過去の話』


 けっこう前の話になるようだ。


「モフルンもいたの?」


「いました、覚えています」


「ジャカラン国と関係が良ければ、そのまま居ても良かったのでは?」


「リアがそういうのはわかるけど、、あろ事件が起きたの。それはジャカラン国ランガ国王が原因。ランガ国王は親切で良くしてくれたから、私も信頼をしていたのですが、違った。魔族の領土を奪っていき。国の領土を拡大に成功した時だった。冒険者の様子がおかしくなった。それは覇者の剣を使いすぎだった。魔族の血を吸い過ぎたのが原因」


「さっきのグラティアスがちょっとおかしくなっていたな」


「そうです、グラティアスの場合はすでに覇者の剣が狂いだす状態でしたから。かなり血を吸っていた状態でした」


「やっぱりバカだな勇者」


「勇者は自爆だ」


「国王は私に相談してきた。私は覇者の剣を使うのを禁止するように提言した」


「使わなければいいのね、それで国王は女王の言うことに従ったのでしょ」


「従わない」


「ええええええ~~~」


「女王を無視ですか。ランガ国王はなぜ無視ですかね。狂いだすのに」


 女王がせっかく教えてあげていたのに、聞かなかったらしい。

 ランガ国王てのは、女王に優しかったが、実は腹黒いってか。

 人は見た目ではわからないというからな。


「ランガ国王には使うなと注意をしたが、私のいないときや、見ていない所で魔族との戦いにおいて使っていたのだ。それで遂に覇者の剣を使っていた冒険者が狂った。ランガ国王が複数の冒険者に使わせていたが、その一人だった。狂った冒険者は王都で人族を襲った。人族らに多大な被害が出てしまった」


「ええええええ~、最悪。仲間の人族でも切っしまうのか」


「覇者の剣の影響は恐ろしいですね。自分でコントロールが出来なくなるのか。嫌だな」


「王都は血の海となった。誰も覇者の剣を止められない。そこでランガ国王は私を急きょ王都に呼んだ。私らフェンリル族を集めてガーターも呼んだ。冒険者はガーターと私で押さえた」


「さすがガーター師匠!」


「師匠なら当然!」


 モフルンにも褒められる。

 

「冒険者は押さえつけて牢獄に入れた。そこからランガ国王は変質する。私にフェンリル族の血を出せという」



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