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『錬金884話 勇者グラティアスと対戦』

『錬金884話 勇者グラティアスと対戦』


「俺のミスリル剣も褒めていいだろう。錬金術で作った剣だ。覇者の剣にも負けていない」


「クククク、錬金術で作ったとは思えぬな。しかし覇者の剣が上だあああああああああクククク烈火聖剣!」


 烈火聖剣が来る。

 確かに強いです!

 今までとは違う!

 神級の剣と呼ばれる理由がわかった。

 俺のミスリル剣が押されるのは初めてだな。

 持っているのがストラマーベルだったらどうなる?

 さらにパワーアップだろうな。

 グラティアスだから助かっている部分はある。

 俺も同じものである。

 俺は剣術スキルはほとんどない。

 グラティアスよりも遥かに低いです。

 錬金術に乗っかってきただけです。

 だからグラティアスに偉そうな言葉は実は言えません。

 錬金術のおかげですね。

 単にミスリル剣がチートなだけだから、グラティアスと似たものだ。

 覇者の剣にもミスリル剣が負けていないのは俺としては嬉しいですね。

 神級の剣と呼ばれる剣と互角に渡り合える。

 自分の錬金術で作った剣が神級の剣と互角。

 いやああ~~俺の錬金術は負けてませんね。

 

「クククク、ミスリル剣てなんだ、なぜ覇者の剣と戦えるのだあああああクククク!」


「錬金術で作った剣は神級てことだな」


「そんなの認めねええええ、クククククククククククク!」


 さっきからククククて、変だよな。

 戦っていても変だ。

 剣を振り下ろして来る。

 ミスリル剣で防ぐ。

 ズシリと重い感触です。

 いつもミスリル剣を使っていて、この重さはなかった。

 ミスリル剣でなかったら、剣は折れているな。

 錬金術に感謝する。

 俺も反撃だ。

 

「鉄打ち!」


 ミスリル剣でカウンター攻撃。

 グラティアスは覇者の剣で受け流した。

 まあ、ミーシャと一緒にパーティーを組んでいただけはある。

 剣術はある程度は光った。

 ある程度ですが。

 もしグラーが覇者の剣で切ってきたら俺は耐えられないと思った。

 グラティアスで良かったです。

 剣と剣のせめぎ合いだった。


「クククク、クククク、生意気だ。錬金術のくせに生意気だぜクククク」


 グラティアスとの戦いにの最中だった。

 傷ついて休憩してもらっている女王パタゴナが起きる。



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