『錬金883話 勇者グラティアスは覇者の剣を持った』
『錬金883話 勇者グラティアスは覇者の剣を持った』
ファイアブレスをするというカエンは、
「コメ神様がそこまで言うなら、我慢します」
「カエンの気持ちはしっかりと俺に届いた。あいつにガツンとい言ってやるよ」
「うん」
カエンは俺に頷く。
カエンの顔を見てからグラティアスの前に立った。
俺のことを見ている。
何を思っているのか。
追放されてから、日がたった。
このような形で向き合うとは。
今の心境はいかに。
グラーやランジェリの三賢者は手は出さない気だ。
もうグラティアスに任せている。
剣が覇者の剣とわかり、勇者に託したのだ。
「やっとお出ましかよフランツ。今日までよくも生きて来れたな。フランツが余計なことをするから、特に村を作るから、俺は国王からも信頼は落とす結果になった。フランツにはマジでムカついてんだよ。わかるか俺のこの感情がよ!」
「わからん」
「わかれ!」
「ようは、俺に腹がたっているんだろ。それは俺もだ。お前以上だよ。フェンリル族は俺にとっては大事な仲間。それをぼろぼろにしてくれたのは許せない。モフルンの母である女王もだ」
「ふふふふ、あははははは! その女は女王の娘てか。ざまあみろだ。フランツが俺にした行為の罰だ。勇者に反抗した罰さ。クククククククク、はははははは、クククク!」
罰だと。
こいつはマジで許せんね。
でもなんだかグラティアスの様子が変な気もするのは気のせいか。
俺を倒せることに陶酔しているのか。
不気味な笑いになっていますが。
「大丈夫か、、、なんか変だが?」
「クククク、烈火聖剣だああああああ!」
グラティアスから来た。
様子がおかしいのは置いておいて、ミスリル剣で勝負です。
烈火聖剣はストラマーベルが押されるのは見た。
覇者の剣と初めて対面する。
ミスリル剣と覇者の剣とが交錯した。
激しい音がする。
先ほどまでのグラティアスではないのが伝わる。
まるで別人!
こんなにも変わるものか。
何度も剣で切り合う。
その度にぶつかり音が響く。
摩擦で火花が飛ぶ。
「クククク、良くぞ烈火聖剣を止めたな、褒めてやろう、クククク。覇者の剣は凄いだろう、ククク」
下にある☆☆☆☆☆に
★応援してもらえると嬉しいです。
ランキングに入れるように頑張りたいです。




