『錬金880話 勇者グラティアスは覇者の剣を持った』
『錬金880話 勇者グラティアスは覇者の剣を持った』
モフルンが言うには覇者の剣と断言した。
実物を知っているのはモフルンだけなので、信じる。
「マジか、、、覇者の剣を取らせないようにきたけど、あいつ取ったか。どうなるんだ」
「気になる。最強の剣なのでしょ。てことはグラティアスは最強になったとか?」
「最強!」
「モフルンどうなの?」
「残念ながらあの剣、、、覇者の剣を持った者は最強になる。過去の話をしたように、グラティアスの剣術は猛烈にアップしてます。ご主人様、グラティアスが剣を手にした今は、無理に戦うのは危険です。辺境の谷から一時撤退した方がよいと思う」
「撤退、、、」
「撤退ですか、、、」
「ご主人様、いかがしますか」
「撤退か、、、俺は撤退はしたくはないのは、フェンリル族にした恨みを晴らしたいのがある。あれだけフェンリル族の仲間がやられたからな。もっと苦しめたい。例え最強になったとしても」
たとえ最強になっても俺は許せない。
もっとダメージを与えたい。
だが危険もあるか。
「いいえダメです。村に帰るべきです」
「フランツ、モフルンの言うのを聞くのも大事だよ。こうなった以上はモフルンが正しいかもよ」
「リアの言うの納得。私も村に帰るのがいい。もう十分に仕返しはしとよ。そうでしょモフルン」
「もう復讐はしました。敵は私たちの強さを身に染みているでしょう。もう辺境の谷と辺境の村には来ないと思う」
なるほどモフルンも納得なら十分か。
俺は納得したところでストラマーベルが、
「覇者の剣は強い。それはいい。だがその覇者の剣を使いこなせるかは別の問題だ。勇者グラティアスの剣術程度では無理だ。俺は覇者の剣を使えないと見ている」
「魔王は勇者を認めてないものね」
「それで、ストラマーベルはどうするっていうの?」
「俺が確かめる。勇者グラティアスが覇者の剣を使えるのを実践してやろう。みんなはここに居てくれ」
「ストラマーベル、いいのか」
「俺に通じるなら、危険と思えばいい」
ストラマーベルが自分で戦いを希望した。
俺は止めようとはしたが、たぶん俺の言うのは聞かないと思った。
グラティアスが待っている所に魔王ストラマーベルが行った。
勇者対魔王の戦い。
俺たちはストラマーベルを信じる。
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