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『錬金872話 三賢者と戦う』

『錬金872話 三賢者と戦う』


 最初はムルンチをあまり強くないと思ってしまった。

 間違いだったと訂正する。

 恐ろしく強い相手だった。

 一歩間違えれば感電死しても不思議はなかった。

 三賢者の戦いぶりを見ても、口だけの冒険者ではない。

 ストラマーベルが説明したように、国を代表する冒険者。

 だが俺も負けてはいられない。

 この戦いは負けられないからだ。

 ミスリル剣で応戦した。


「俺の雷撃をあれだけ受けて、どうしてまだ立ってられるの、お前は不死身かよ!」


「不死身ではないが錬金術士だ、雷撃のお返しをあげる!」


「痛ああああああ!」


 ムルンチにカウンター攻撃を入れた。

 さっきの雷撃は痛かった。

 ミスリル剣でお返しをした。

 ムルンチは相当に痛がる。

 防御力も高いか。

 ミスリル剣で切っても耐えられるところから推察できた。

 三賢者だけではない。

 勇者パーティーもいる。

 グラティアスとミーシャも攻撃に加わる。

 モフルンがミーシャの魔法とぶつかった。

 爪でグラティアスを切りかかる。


「お前の母親なのか。母親の女王は俺が滅多ぎりしてやったのさ」


「許せません!」


 グラティアスに爪が押しかかる。

 剣で切りかかる。

 両者の攻撃が交差した。

 どちらかが上回れば、攻撃は成功だ。

 グラティアスが血を吹いた。

 腕から流血する。


「痛ああああああああああああ!」


「私の爪が上ね、最弱勇者!」


「なんで俺の剣術が負けるのだああああああ!」


「簡単よ、最弱だからよ。あなたはここにいるメンバーで最弱ってことよ」


 モフルンの爪が圧勝した。

 グラティアスは痛がる。

 当然だ、グラティアスの剣術程度でモフルンの攻撃と互角に戦えるわけない。

 周りの仲間もグラティアスの戦いを見ていた。

 疑問に思うだろう。

 モフルンは強い。

 フェンリル族なのは見てのとおり。

 それにしても簡単に負けすぎと思うよな。


「おい、勇者なんだろ、大丈夫か、、、」


「大丈夫だ、ちょっとフェンリル族の爪にやられただけだ」


「ちょっとじゃないぜ、、、」


「いいから、俺に構うな、早く敵をたおせよ」


 思った通り、グラーに言われてたグラティアス。

 文句を言って、立ち上がった。



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