『錬金868話 神殿で戦う』
『錬金868話 神殿で戦う』
「誰がバカだああああああああああ!」
聞こえたようです。
こっちを振り向きました。
俺の目にはグラティアスがはっきりと見えた。
他にはミーシャ、フィーネルも見えた。
勇者パーティー3人せいぞろいか。
他には14、5人はいるけど、知らない顔だ。
今回初めて辺境に来た人だな。
「グラティアスが言い返してきた」
「バカって言ったので怒ったな」
「神殿に入ろうとしていたから、まだ入っていない。間に合ったみたい」
神殿の前にいたのを止めた。
間に合ったようだ。
ただ神殿の前に倒れている人がいる。
あれは、、、女王ではないか?
「モフ、、、、、ルン」
「お母~~~~~~~さん!」
モフルンが走って助けに行く。
女王だった。
娘のモフルンは当然に助けに行く。
しかし敵の状況が掴めていないので危険だ。
「みんなで来たから大丈夫よ!」
「モフルン、、、村長も来たのなら、良かった、、、」
「ふふふふ、お前もフェンリル族か、一緒に死ねえええええ!」
モフルンが助けに行ったのを、敵の男が待っていたように襲ってきた。
剣であるからグラーかもしれない。
ウルフキラーの可能性が高い。
俺は動きをする前にストラマーベルが飛んでいた。
「二人は俺が助ける。ウルフキラーは届かないぜ!」
剣で切られる寸前にストラマーベルがモフルンと女王の場所に移動。
速い。
そして二人を抱えて戻ってきた。
男の剣は当たらなかった。
さすが魔王だな。
ありがとう。
「魔王、偉いぞ!」
「さすが魔王です!」
「ありがとう、モフルン危なかったぞ」
「でもお母さんを助けることしか頭になかったの。ストラマーベルが助けてくれて良かった」
モフルンは感謝した。
ストラマーベルは自慢はしない。
「魔王、、、あなたは魔王なのか?」
「俺は西の魔王ストラマーベルだ。村に住んでいる。ガーター師匠から訓練を受けている」
「ガーターからか。面白いな。でもありがとう」
「女王のも効果があるウルフキラーはもう怖くない。俺には通じない」
「そうだな、今度はお返しをしましょう!」
「反撃ね」
「勇者パーティー、おぼえてろよ!」
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